USBで入力しゼロリンクで出力

スフォルツァート、ゼロリンク対応ブリッジ「DST-Lyra」とクロックジェネレーター「PMC-Libra」

公開日 2022/01/20 14:33 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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スフォルツァートは、USB入力、ゼロリンク出力に対応するブリッジ(DDコンバーター)「DST-Lyra」と、10MHzマスタークロックジェネレーター「PMC-Libra」を1月に発売する。「DST-Lyra」は250,800円(税込)、「PMC-Libra」は99,000円(税込)。

ゼロリンクは、スフォルツァートとSOULNOTEが共同開発したデジタル伝送の新しい規格。「DST-Lyra」はUSB-typeB端子を搭載し、fidata/DELA等のサーバーやPCからUSBで音源を受け取り、ゼロリンク(DVI端子を使用)で送り出すことができるもの。なお、ゼロリンク受けができるDAコンバーターとしては、2022年1月段階ではスフォルツァートの「DSC-Vela」「DSC-Dorado」「DSC-Grus」のほか、SOULNOTEの「S-3 ver.2」「D-3」の5機種が対応する。

スフォルツァート「DST-Lyra」

「DST-Lyra」のデジタル制御部とゼロリンク出力用の電源には、上位機種「DST-Lepus」の大容量スイッチモード電源を搭載。必要な箇所の直近でレギュレートする設計を行なっている。

基板は両面実装の8層基板を採用。表と裏面を広くグランドプレーンとし、デジタル信号は内層に配置するほか、ファインメットビーズを適所に配置することで、徹底したノイズ対策を図った。

なお、「DST-Lyra」にはSUPRAの2.0mDVIケーブルが標準で付属する。本体サイズは234W×236D×92Hmm、質量は2.3kg。

「PMC-Libra」は10MHzマスタークロックを出力できるクロックジェネレーター。試聴を繰り返し厳選されたOCXOを搭載し、端子はこれまでのBNC端子に代えて高周波特性に優れたSMA端子を搭載している。

スフォルツァート「PMC-Libra」

出力インピーダンスは50Ω。ACアダプタ、SMA-SMAケーブル、SMA-BNC変換アダプタが付属する。サイズは108W×83D×80Hmm、質量は0.5kg。

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