ローム ミュージック フェスティバルなどを有料配信

クラシックのオンライン配信サービス「ローム ミュージック チャンネル」、4/16よりスタート

2021/04/09 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ローム ミュージック ファンデーション主催のコンサート等をオンライン配信する「ローム ミュージック チャンネル」が、クラシック専用の配信プラットフォーム「カーテンコール」内に4月16日より開設される。気軽に音楽を楽しむ環境を整え、音楽文化の普及をより推進することを目指す。

ローム ミュージック チャンネル開設記者会見の模様。ロームシアター京都音楽事業担当部長の柴田智靖さん(左)、指揮者の下野竜也氏(中央)、ローム ミュージック ファンデーション事務局長の竹内善行氏(右)

カーテンコールは、2020年12月にスタートした、クラシック音楽専用の配信プラットフォーム。「パトロンズコイン」で演奏家を金銭的に支援できるほか、チャットを使ってミュージシャンとのリアルタイムなコミュニケーションも実現できる。

クラシック専門のストリーミングサービス「カーテンコール」

4月24日、25日に開催されるローム ミュージック フェスティバルの全公演は、このローム ミュージック チャンネルで有料配信される。ロームの奨学金を得て世界に羽ばたいた若手ミュージシャンたちが集結するプログラムで、コロナの影響で昨年は中止されたため1年ぶりの開催となる。なお、このプログラムは5月2日の23:59までアーカイブ配信が行われる。

ほかにも、ロームシアター京都ミュージックサロンで開催されるコンサートの無料配信や、京都ならではの場所でのコンサート、財団設立30周年事業などの配信を予定しているという。

配信フォーマットについて、画質は最大1920×1080の60fps、音質は192kbpsのAACでの配信となる。なお、ロームシアター京都 音楽事業担当部長である柴田智靖氏によると、現在は音質的にハイレゾは難しいが、将来的には4K/ハイレゾまで実現したいと考えているという。

また、京都発のさまざまなコンテンツを配信していく「Style KYOTO」チャンネルも合わせて開設。クラシックのみならず、伝統芸能やロック・ポップスなどの配信を計画している。

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