Denonなどの親会社

Sound UnitedがBowers & Wilkinsの買収完了を発表

公開日 2020/10/09 20:06 編集部:平山洸太
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米Sound United LLCは、現地時間10月9日にBowers & Wilkinsの買収を完了したと発表した。

6月に買収することを発表していたが、これが完了した格好。Sound Unitedは、DenonやMarantz、Polk Audio、Definitive Technology、Classe、Boston Acousticsなどの親会社。ボストンを拠点とするプライベート・エクイティ・ファーム、チャールズバンク・キャピタル・パートナーズの投資先企業だ。

Bowers & Wilkinsは800/700/600シリーズなどのスピーカー、ヘッドホン、ワイヤレススピーカー、ホームシアター向けスピーカー、カーオーディオなどを手がけている。日本では、Sound United傘下のディーアンドエムホールディングスが、Bowers & Wilkinsの輸入販売を行っている。

Sound UnitedのCEO ケビン・ダフィー氏は、「Bowers & Wilkinsを買収することで、プレミアム・カテゴリーにおいて業界をリードするBowers & Wilkinsの音響設計、エンジニアリング、製造の専門知識と、Sound Unitedのビジネス規模、技術に関する鋭い洞察力、消費者との繋がりが結合され、Bowers & Wilkinsの発展を確実なものにします」とコメント。

また、「Bowers & Wilkinsが加わることで、Sound Unitedのポートフォリオ全体が恩恵を受けることができると確信しています。世界中の消費者、代理店、販売店、そしてすべての熱心なオーディオファンの皆様にとっては、わくわくするような新製品や新技術との出会いの機会になることでしょう」とも述べている。

Bowers & Wilkinsブランドのプレジデントにはジェフ・エドワーズ氏が就任。同氏は、「この買収はBowers & Wilkinsの新時代を象徴するものであり、業界で最も優れたラウドスピーカーの開発に集中するための新たな機会をもたらすものです。私たちの組織を統合し、業界屈指のプレミアム・オーディオ・ブランドのポートフォリオの一員になることを楽しみにしています」とコメントしている。

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