前モデルをベースに大幅な改良

フォステクス、パーソナルアンプの改良モデル「AP15mk2」。オートスタンバイ機能を搭載

公開日 2020/07/03 17:04 編集部:杉山康介
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フォスター電機(株)フォステクスカンパニーは、パーソナルアンプ「AP15d」に改良を加え、さらなる高音質化を実現したという「AP15mk2」を7月下旬より発売する。価格はオープンだが、税込11,800円前後での実売が予想される。

AP15mk2

AP15mk2は、15W+15Wのデジタルアンプを搭載するコンパクトサイズのパーソナルアンプ。AP15dをベースに、デバイスから部品のレイアウトまで大幅な変更を施し、歪率と残留ノイズ性能を改善。より一層クリアで良質なサウンドを実現したという。

再生周波数帯域は20Hz-20khzで適合負荷インピーダンスは4-8Ω、S/Nは90dB以上、全高調波歪率は0.05%(出力10W、4Ω負荷、1kHz)となる。

欧州の環境配備設計エコデザイン指令に適合したオートスタンバイ機能を搭載。入力が無信号、もしくはそれに近いレベルの状態が続くと自動的にスタンバイモードに切り換わり、最大45Wの消費電力を0.5W以下に低減する。本機能は底面に設置されたディップスイッチを操作することで、機能のオン/オフや、スタンバイまでの時間を1分/12分に設定することが可能。

底面のディップスイッチでスタンバイ機能の設定が可能

入力は背面にRCA、前面にステレオミニジャックを1系統ずつ装備。外形寸法は110W×30H×75Dmm(最大突起物含む)で、質量は約250g。1.5mのステレオRCAケーブルと0.8mのステレオミニケーブルを1本ずつに、1.5mのスピーカーケーブルを2本、ACアダプター1つが付属する。

背面部

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