端子形状別に各3モデル

iFi audio、性能強化したUSBノイズ除去アクセサリー「iSilencer+」「iDefender+」 。Type-Cにも対応

2020/04/10 編集部:成藤 正宣
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トップウイングサイバーサウンドグループは、同社が取り扱う英iFi audioブランドの新製品として、USBの電気ノイズを低減するオーディオアクセサリーの新モデル「iSilencer+」「iDefender+」を4月20日より発売する。

「iSilencer+」(左)、「iDefender+」(右)

どちらも「USB Aオス - USB Aメス」「USB Type-Cオス - USB Aメス」「USB Type-Cオス - USB Type-Cメス」の3モデルをラインナップし、価格はいずれも8,800円(税抜)。

USB Aオス - Aメス/Cオス - Aメス/Cオス - Cメスの3タイプをラインナップする(写真はiSilencer+)

「iSilencer+」は、入出力フィルタリング用に低ESRのタンタル・キャパシターを採用することで、従来モデルの「iSilencer3.0」よりもノイズ除去性能を高めたモデル。近年の電子機器で採用されることが増えているUSB Type-C端子も新たにラインナップに加えている。

ノイズ除去技術は従来モデルから引き続き、高い周波数帯域のノイズに効果的なパッシブフィルターと、軍用レーダー技術をもとに開発した中低域のノイズに効果的な独自技術「ANCII(Active Noise Cancellation II)」を組み合わせて採用。ジッターの発生も低減する。

また、デジタル信号がオリジナルソースとまったく同一になるよう保つ「REBalanceテクノロジー」も搭載。音楽の明瞭度やダイナミックレンジの広さ、エッジの鮮明度などの向上が期待できるとのこと。外形寸法は20W×50H×9Dmm、質量は約7g。

「iDefender+」は、グラウンド・ループノイズやUSB電源に起因するノイズを低減することに主眼を置いたモデル。iSilencer+と同様、低ESRのタンタル・キャパシターを採用することで従来モデルよりもノイズ除去性能を向上。また、USB Type-C端子をラインナップする。

PCなどソースとなる端末のUSB端子に接続するとグラウンド・ループの有無を検知し、アース接続を遮断。音楽の解像度やダイナミックレンジを改善できるとする。

また、側面には電力供給用のUSB Type-C端子を備えており、高品質な外部電源を接続することで、PCから電源供給を行うよりもさらにオーディオ機器のパフォーマンスを改善することができる。外形寸法は20W×50H×9Dmm、質量は約6.6g。

「iDefender+」では、よりクリーンな外部電源を接続するためのUSB端子を側面に搭載する

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