アキュフェーズでは「E-800」など新製品3モデルの試聴会

<2019TIAS>エソテリック、限定の「K1X」ゴールドエディション披露/ヤマハブースにフラグシップ“HiFi5000”シリーズ大集結

公開日 2019/11/22 20:03 編集部:杉山康介
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本日11月22日より3日間、東京国際フォーラムにて「2019東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)」が開催される。本項ではエソテリック、アキュフェーズ、ヤマハのブースを紹介していきたい。

エソテリック

エソテリックのブースには、エソテリックブランドをはじめアヴァンギャルド、タンノイ、VPIなどの製品が集結。エソテリックが昨日発表したばかりの「Grandioso K1X Gold Edition」や「N-01XD」も展示されていた。

右がゴールドエディションのK1X。左のレギュラーモデルと並ぶと違いがよくわかる

ネットワークDAC「N-01XD」

SACDプレーヤー「Grandioso K1X」の特別機となるGrandioso K1X Gold Editionは、その名の通りエンクロージャーからCDドライブ、サイドネジ、ディスプレイに至るまでゴールドで統一されたモデルだ。香港オーディオショウにも出展されていたが、その時はフットが銀色のプロトタイプを展示していたため、頭から爪先までゴールドのものは今回が初披露とのこと。販売は全世界50台限定。

CDドライブからサイドネジ、フットまでゴールド仕様だ

N-01XDはGrandiosoシリーズに搭載する「Master Sound Discrete DAC」を採用するネットワークDAC。同社はこれまでもDAC搭載ネットワークプレーヤーをリリースしてきたが、本機は先述のDACやES-Linkを搭載するなど新しいコンセプトに基づいた製品となっているため、 “ネットワークDAC” とカテゴライズしている。

また、製品ページなどでは特に言及されていないが、実はデザインにマイナーチェンジが施されている。フロントパネルの四隅に伸びるカーブが従来モデルに比べて緩やかになっており、今後発売するGrandioso以外のモデルにはこのデザインが使われる予定とのことだ。

左がN-01XDで、右が既発売のネットワークトランスポート「N-03T」。大きな変更ではないが、顔つきはかなり変わってくる

アキュフェーズ

アキュフェーズブースでは、同社がラインナップするすべての現行製品の展示を実施。ずらりと並んだアキュフェーズ製品に囲まれる形で、新製品「E-800」「E-380」「A-48」の試聴会が行われていた。

「E-800」「E380」「A-48」3モデルの試聴会が開催

特に注目を集めていたのが、創立50周年記念モデルの第一弾となる純A級プリメインアンプ「E-800」だ。11月下旬発売とアナウンスされている本製品は、「今まさに生産体制に入ったところ」だという。

11月下旬発売予定の新プリメイン「E-800」

同社ブースの担当者は「雑誌やウェブサイトなどで見て、かなり大きなアンプだと思った方も多いかと思います。今年はE-800よりサイズが小さく値段もお手頃なプリメイン『E-380』もリリースしていますので、気になっている方にはぜひとも実際に見たり試聴していただけたらと思います」とコメントしていた。

11月上旬より発売開始したプリメイン「E-380」

7月中旬発売のステレオパワー「A-48」

ヤマハ

ヤマハのブースには、プリアンプ「C-5000」とパワーアンプ「M-5000」、スピーカー「NS-5000」、そしてアナログプレーヤー「GT-5000」という、ヤマハのフラグシップ “HiFi5000” シリーズが集結した。

“HiFi5000”シリーズが大集結

フラグシップアナログプレーヤー「GT-5000」

設置された試聴システムは、HiFi5000シリーズのみで構成されたもの。「HiFi5000シリーズの完成形」の音を聴こうと、多くの参加者がブースを訪れ、耳を傾けていた。

試聴はプレーヤーからアンプ、スピーカーまでHiFi5000シリーズで揃えたシステムで行われる

またブース内では、2020年1月に発売を予定しているGT-5000のピアノブラックモデルも展示。グランドピアノと同じ塗装、研磨工程を施した本モデルは、シリーズの中においてもひときわ強い存在感を放っていた。

2020年1月発売予定のGT-5000ピアノブラックも出展

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