初披露モデルが揃う

<2019TIAS>ヨシノ、EARのフォノアンプ「Phonobox」披露/WHARFEDALE新スピーカー「EVO 4」をデモ

2019/11/22 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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今年で37回目を迎える「2019東京インターナショナルオーディオショウ」が、本日11月22日(金)から3日間の日程で、東京国際フォーラム(東京・有楽町)にて開幕した。本稿では、ヨシノトレーディング/アブサートロン/ロッキーインターナショナルのブースを紹介する。

ヨシノトレーディング

ヨシノトレーディングは、同社が取り扱うEAR/Diapason/Clearaudioの各ブランドを中心に組み合わせたシステムを出展。それらにパラヴィチーニ氏がチューンナップしたオープンリールデッキを交えて、デモンストレーションを行っている。

EARのシステムを中心にパラヴィチーニ氏がデモを行う

Clearaudioは、アナログプレーヤーの最新モデル「Concept Active」(390,000円/税抜*MCカートリッジ付属モデル)を展示。同社初となるMM/MCカートリッジに対応したボリューム付きのフォノイコライザーやヘッドホンアンプを内蔵。トーンアームやカートリッジ(MM/MCを選択可能)も付属した、一台でレコード再生が簡単に楽しめるモデルとなっている。

Clearaudio「Concept Active」。MMカートリッジモデルとMCカートリッジモデルをラインナップする

EARは、新製品として真空管式フォノイコライザーアンプ「Phonobox」(340,000円/税抜*MM/MC対応のDeluxe Vol付き)を展示。真空管には双三極管「13D16」を3本使用。シンプルかつコンパクトなデザインで、ブラックモデルとクロームの2種類をラインナップする。

EARの新製品、真空管式フォノイコライザーアンプ「Phonobox」

アブサートロン

アブサートロンは、同社が取り扱うBoulderの最新プリメインアンプ「866」(1,840,000円/税抜)とWestlake Audioのスピーカーシステム「Lc8.1F」(880,000円/ペア・税抜)を中心にシステムを展開。さらに、チェコ共和国のKR Audio社の真空管プリメインアンプ「VA880」(1,080,000円/税抜)なども並べられていた。

アブサートロンはBoulderの新製品を中心に展示

Westlake Audioのスピーカーシステム「Lc8.1F」

Boulder「866」は、今回のショウが世界初披露となる最新モデル。出力は200W+200W(8Ω)で、フロントパネルのタッチ操作により入力の切り換えが行える。アナログ入力は、3系統のバランス入力(XLR)専用で、デジタル入力は、光デジタル・AES/EBU・USB・LAN端子を装備。NASに保存されたデジタル音源のネットワーク再生にも対応する。またスマートフォンなどに用意されるオリジナルアプリから、入力切り換えや音量調整、オプション、セットアップといった制御が可能。同ブースでは、アナログレコードやNASからのデジタルファイル再生を中心にデモンストレーションを行っている。

初披露となるBoulderのプリメインアンプ「866」

ロッキーインターナショナル

ロッキーインターナショナルは、WHARFEDALEのスピーカー「EVO 4 Series」を中心に、CASTLE/MUSICAL FIDELITY/TRIANGLEの各製品を展示。再生のデモンストレーションでは、TRIANGLEの「CONCERTO」を筆頭に、WHARFEDALE「EVO 4.3」(288,000円/ペア・税抜)と、同「LINTON HERITAGE」(275,000円/ペア・税抜)が並べられ、TADのシステムで再生されている。

ロッキーインターナショナルは、同社取り扱いのスピーカーをメインとしたデモを実施

WHARFEDALEの「EVO 4 Series」は、今回が初披露となるモデルで、同社では「お求めになりやすい価格帯のスピーカー」としてアピールしている。「LINTON HERITAGE」は、今年の6月に発売されたモデルで、1965年に発売された初代モデルを彷彿とさせる伝統的な佇まいに現代の技術を融合させた3ウェイのスピーカーである。

同社ブースでは、さまざまな評論家を招いてのデモも行われており、多くの来場者が聴き入っていた。

国内でも人気の高いMUSICAL FIDELITYの「M3」シリーズ

仏TRIANGLEの製品もまとめて展示されている

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