「Evolutionシリーズに最適」なケーブルも

TAD、ウェルフロート構造採用のオーディオボードなどアクセサリー3製品を発売

公開日 2019/07/05 16:54 編集部:成藤 正宣
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テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(TAD)は、フィンランドバーチ積層板とウェルフロート構造を採用したオーディオボード「TAD-ZZ014-WN」、ならびに同社スピーカー“Evolutionシリーズ”に最適というインターコネクトケーブル「TAD-IC015XM」「TAD-IC010XM」を、7月下旬より発売する。

●オーディオボード「TAD-ZZ014-WN」:148,000円(税抜)
●XLRインターコネクトケーブル(1.5m)「TAD-IC015XM」:158,000円(ペア/税抜)
●XLRインターコネクトケーブル(1m)「TAD-IC010XM」:148,000円(ペア/税抜)

「TAD-ZZ014-WN」

「TAD-IC015/10XM」

TAD-ZZ014-WNは、同社スピーカーの内部構造材としても用いている、強度/耐水性/耐熱性/耐久性に優れたフィンランドバーチ積層板を採用。さらに合板化することでたわみ強度も大幅に向上させたとする。

「TAD-ZZ014-WN」

また、特殊なスプリングとワイヤー、独自の新開発機構を組み合わせることでオーディオ機器再生時に発生する振動をコントロールするウェルフロート構造も採用。音の歪みを抑制し、明瞭な音像と豊かな音場を実現するとしている。

外形寸法は480W×450H×55Dmm、耐荷重は150kg。質量7.0kg。

TAD-IC015/10XMは、導体に特殊な素線製造技術を用いた「DF-OFC(ディップフォーミング製法無酸素銅)」、シールドに制振性に優れ固有音の少ないマグネシウム合金箔を採用。DC-OFCの高い応答特性と、マグネシウムシールドによるローノイズ特性を両立したとしている。

導体には結晶粒界の酸化膜などを熱分解する独自処理を施すことで、ストレスのない理想的な状態を実現。また、導体の最外殻部には直径0.28mmのECTFE(部分フッ素化半結晶性ポリマー)モノフィラメント糸で構成される特殊外装網組を使用し、設置環境などから生じるケーブルへの機械的ストレスを軽減した。

同社では、こうした要素を採用することでしなやかで繊細な音楽表現、音場豊かで心地よい音楽再生を可能とし、「Evolutionシリーズの音にさらに磨きをかける」としている。

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