ヘッドシェル「AT-LH13H」など3機種も

オーディオテクニカ、新MCカートリッジ「AT-OC9Xシリーズ」。独HIGH ENDで発表

公開日 2019/05/10 11:15 編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オーディオテクニカは、ドイツ・ミュンヘンで開催されているハイエンドオーディオ見本市「HIGH END MUNICH 2019」において、MCカートリッジ5機種、ヘッドシェル3機種を発表した。なお日本での発売は未定としている。

AT-OC9XSL

AT-LH18H

<カートリッジ>
AT-OC9XEB(スタイラス:接合楕円針/カンチレバー:アルミ/価格:210ポンド)
AT-OC9XEN(スタイラス:無垢楕円針/カンチレバー:アルミ/価格:300ポンド)
AT-OC9XML(スタイラス:マイクロリニア針/カンチレバー:ボロン/価格:480ポンド)
AT-OC9XSH(スタイラス:シバタ針/カンチレバー:ボロン/価格:570ポンド)
AT-OC9XSL(スタイラス:特殊ラインコンタクト針/カンチレバー:ボロン/価格:660ポンド)

<ヘッドシェル>
AT-LH13H(質量13g)
AT-LH15H(質量15g)
AT-LH18H(質量18g)

従来のMCカートリッジ「AT-OC9」のラインナップをリニューアルし、「AT-OC9Xシリーズ」として刷新。デュアルムービングコイル方式を採用し、高セパレーションとワイドレスポンスを実現した、同社MCカートリッジの新たなスタンダートに位置づけられるシリーズだ。

AT-OC9XEB

AT-OC9XML

AT-OC9XSH

AT-OC9XEN

また現在ハイエンドターンテーブルの主流となっているヘッドシェル一体型のトーンアームに対し、カートリッジ側にあらかじめネジを切っておくことで、取り付けやすいよう配慮。ハウジングには不要共振を抑制するアルミニウムを採用。またハウジング、コイルにはPCOCCをそれぞれ用いることで、雑味のないピュアなサウンド伝送を図った。

使用イメージ

ヘッドシェル「AT-LH13H/AT-LH15H/AT-LH18H」は、アルミニウム製ヘッドシェルに、硬質アルマイト処理を施すことで不要共振を抑制したモデル。ネジ切り穴タイプのカートリッジに対応し、質量ごとに3種類がラインナップされる。OFCリードワイヤーを採用するほか、緻密なオーバーハングとアジマス調整を叶えるという可動式シリンダーを採用する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE