従来モデルもアップデートサービスを提供

TELOS、部品精度を高めたアクティブアース発生器「Grounding Noise Reducer 3.1」

2018/11/21 編集部:成藤正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
トップウイングサイバーサウンドグループは、台湾Telos Audio Designのアースノイズ低減器「Grounding Noise Reducer 3.1」(以下、GNR 3.1)を11月26日より発売する。価格は900,000円(税抜)。

「Grounding Noise Reducer 3.1」

内蔵CPUによりアースの基準値となる電圧を計算/生成する“アクティブ型アース発生器”「GNR」のアップグレードモデル(関連ニュース)。基準信号は接続機器の電圧変動にも素早く対応して常に一定に保たれ、また極めて低いインピーダンスで伝送されるため大地アースと同じ効果が得られるという。

GNR3.1では、従来モデルGNRから使用部品の選別基準をさらに引き上げており、1万個発注した部品の中で数百個しか採用されないほどの厳密さで部品選別を行うという。このため、これまでパーツ精度の問題により実現しきれていなかった設計段階の理想的な効果が、量産品でも発揮できるようになったとしている。

内部は単体でも販売されている電源ノイズ低減器「QNR3.1」と、アース発生器1基により構成。6つの接続端子は絶縁され、相互にノイズ干渉を起こさない設計とされている。

背面部

なお、本製品発売以降、従来モデル「GNR」は流通在庫限りの取り扱いとなる。また、同社はGNRをGNR3.1相当にアップデートするサービスも300,000円(税抜)で実施する。

外形寸法は390W×240H×60Dmm、質量7kg。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE