新製品が多数登場

<TIAS>タイムロード、CHORDやPATHOSを家具や照明にこだわったスタイリッシュ空間で鳴らす

2018/11/17 編集部:小澤貴信
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16日から18日まで開催中の2018 東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS 2018)。タイムロードは同社が取り扱うCHORD、PATHOS、chario、ULTRASONEの製品を、インテリアや照明器具を用意して独自の趣向を凝らしたブースの中で再生した。

タイムロードのブース

2018年秋からは、PATHOS、charioという2つのイタリアブランドを導入開始したタイムロード。いずれも音楽性とデザイン性を兼ね備えたオーディオ製品を展開するが、同社はこれらを通じて「オーディオファンがハイエンドオーディオと家具や照明を組み合わせ楽しむこと」「一方でインテリアやライフスタイルにこだわる方々にハイエンドオーディオの魅力を知ってもらうこと」を促していきたいとした。

イタリア製の壁紙をあしらったオリジナルのラックに各製品を配置

今回のTIASのブースはその意図を体現するもので、薄暗い間接照明の中、イタリア製の壁紙を施したオリジナルのキャビネットに各ブランドの製品を配置。小物も組み合わせ、さらには来場者用の椅子も部屋の雰囲気に合わせたスツールを用意してスタイリッシュな空間を演出。同社製品のサウンドと共に、それらのモノとしての存在感をアピールしながらデモを行った。ちなみにブース内の間接照明は、PATHOSなどの発表会を行ったショールームを展開する照明メーカー LCI JAPANから提供を受けたものとのこと。

デモンストレーションについては、まず部屋の一方でCHORD製品を展開。旗艦D/Aコンバーター「DAVE」に、12月発売予定のアップサンプラー「Hugo M Scaler」と11月発売のパワーアンプ「Etude」を組み合わせ、スピーカーにはMAGICO「A3」を用意して演奏を行った。

DAVEとHugo M-Scaler

DAVRとEtude

Hugo M Scalerは、DAVEと同じCORALシリーズのCDトランスポート兼アップサンプラー「Blu Mk2」のアップサンプラーを独立させたもの(関連ニュース)。DAVEとの組み合わせであればこれまではBlu MK2だったが、同社では「DAVEを使うユーザーにはファイル再生に集中されている方も多いので、シリーズは異なるが、Hugo M-Scalerとの組み合わせも訴求していく」とのことだった。

部屋のもう一方では、PATOHSの真空管プリメインアンプ「Twin Towers」「Logos Mk II」「Classic Remix」に、charioのスピーカーを組み合わせて演奏を行っていた。

charioのスピーカー

PATHOSのアンプ群

また、ブース内ではULTRASONEのヘッドホンを、CHORDの最新DAC/ヘッドホンアンプ「Hugo TT 2」やPATHOSのヘッドホンアンプと組み合わせて試聴できるコーナーも用意されていた。

Hugo TT 2も登場

PATHOSのヘッドホンアンプもデモ

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