アコースティックラボ蔵前ショールームにて

オーディオに適した響きでつくった“音がいい部屋”「蔵前ヴィレッジ」での試聴会が5月25日・26日に開催

2018/05/14 編集部:小野佳希
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オーディオファン向け物件の防音工事を多数手掛けるアコースティックラボは、オーディオに適した音の響きに考慮してつくった“音がいい防音室”「蔵前ヴィレッジ」を会場に、音がいい部屋の作り方などを解説する試聴会「Acoustic Audio Forum」を5月25日(金)・26日(土)に開催する。


■日時
5月25日(金)18時〜20時(17時開場・自由試聴時間)
5月26日(土)14時〜16時(13時開場・自由試聴時間)

■会場
蔵前ショールーム
(台東区柳橋2-19-10 第二東商センタービル2号館B棟1階)

「オーディオルームの室内音響設計について(4)〜響きの質〜」をテーマに、解説と音出しデモを実施。なお「(4)」と銘打っているが、もちろん前3回に参加していなくとも問題ない内容となっている。また、25日と26日の内容は同一。

同社では、テーマにした「響きの質」について、その違いを考える場合に「表面材(下地構造を含む)によって反射波に微小な歪音が加わる場合」「高音域の特定の帯域で響きが残る場合(フラッターエコー現象)」という2つの要素があると説明。

「これらの要素は限りなく抑制する方向へと捉えがちですが、場合によっては、『木の響きは素晴らしい』とか、『ポンッと叩いて響きが残る』といった話にあるように、その響きをうまく利用したり、組み合わせたりすることも、響きの質を考えるうえで重要となる」とする。

なお同社“蔵前ヴィレッジ”は漆喰壁+コンクリート下地無垢フローリングという構成。「改めて響きの質感に注目して当社オーディオルームの音を聴いてみませんか」と案内している。

また、サブテーマとして「平面振動板スピーカーの音を聴く」と設定。リファリンスにはB&W 802 D3を使用し、田口音響研究所製のスピーカーを比較試聴する。

参加は無料だが事前の申し込みが必要。公式サイトのメールフォーム、または下記問い合わせ先から応募を受け付けている。

【問い合わせ先】
アコースティックラボ
担当:草階(くさかい)氏
TEL/03-5829-6035
E-mail/kusakai@acoustic-designsys.com

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