ダイナミックレンジとチャンネルセパレーションを向上

Amulech、ES9028Q2Mチップをデュアル搭載するプリアンプ内蔵DAC「AL-38432DQ」

公開日 2017/12/18 19:09 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Amulech(アムレック)は、DACチップ「ES9028Q2M」をデュアル構成で搭載するプリアンプ内蔵USB-DAC「AL-38432DQ」を本日12月18日より発売する。価格は40,000円(税抜)。

「AL-38432DQ」

ES9028Q2Mを左右各1個をモノラル使用で搭載するデュアル構成を採用。ES9028Q2Mは、同社「AL-38432DS」(関連ニュース)に搭載される「ES9018K2M」からダイナミックレンジが127dBから129dBに向上しており、本機ではそれをデュアル構成とすることでチャンネルセパレーションも向上させたという。

USB接続の最大対応サンプリングレートはDSD 11.2MHz、PCM 384KHz/32bit。ほか、PCM 192kHz/24bitまで対応の光TOSとRCA同軸デジタルの入力端子を各1系統装備。ヘッドホン出力は最大130mW+130mW(32Ω)で、ライン出力にはRCAアンバランスを1系統備える。

本体背面部

ライン出力は常時出力のほか、ヘッドホンの差し込みでのライン出力とヘッドホン出力の切換えの設定も可能。水晶発振器は24.576MHz(48KHz系統用)、22.5792MHz(44.1KHz系統用)の2系統を搭載。外形寸法は144×D127×H53mm、質量は約270g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

新着記事を見る
  • ジャンルD/Aコンバーター
  • ブランドAMULECH
  • 型番AL-38432DQ
  • 発売日2017年12月18日
  • 価格40000
【SPEC】●周波数特性:PCM 10Hz〜80kHz(±0.5dB)、DSD 10Hz〜50kHz(-3dB) ●全高周波歪率:0.002%以下(384KHz/0dB) ●ライン出力レベル:2Vrms(アンバランス/OCL)DC出力 ●ライン出力端子:ステレオRCAジャック (アンバランス) ●THD+N:120dB ●ダイナミックレンジ:129dB ●使用DAC:「ES9028Q2M」2基搭載(L/R分離 モノラル各1個)、PCM最大384KHz/32bit、DSD2.8M:5.6M:11.2M ●ヘッドホン IC:TPA6130A2 (電子ボリューム対応) ●ヘッドホンコネクタ:6.3mmステレオ標準ジャック ●ヘッドホンインピーダンス:16〜250Ω ●ヘッドホン周波数特性:10Hz〜30KHz(±0.5dB,50mW時、16Ω負荷) ●ヘッドホン全高周波歪率:0.01%以下(59mW/32Ω) ●最大ヘッドホン出力:130+130mW(32Ω)、65+65mW(64Ω)、35+35mW(250Ω) ●電源:DC12V(ACアダプタ付属) ●消費電流:120mA ●コネクタ:6.3mmステレオミニジャック、ステレオRCAジャック、光角形Toslink端子、RCA同軸端子、USB-Bソケット ●外形寸法 W144×D127×H53mm(突起部含まず) ●質量:約630g