発表会を開催

<ヘッドホン祭>iFI-Audio、DAC内蔵ポタアン「X-DSD」世界初披露。49MHz DSD対応の「Pro iDSD」も

2017/11/03 編集部:小澤貴信
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トップウイングは同社が取り扱うiFI-Audioの新製品発表会を開催。本日より発売を開始した「nano iDSD BL」の詳細説明に加えて、世界初公開となるUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「X-DSD」、DSD1024アップサンプリング再生に対応した旗艦D/Aコンバーター「Pro iDSD」の最終バージョンも披露された。

「X-DSD」

「Pro iDSD」

「X-DSD」は、新たに登場する「Xシリーズ」のDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプで、これまでのラインナップともデザインが異なっている。バッテリーを内蔵しており、サイズやデザインからもわかる通りポータブル用途が想定されているようだ。

後述するPro-iDSDの開発で培われた技術をヘッドホンアンプ、USB-DACのそれぞれに投入。USB-DACはDSD512および768kHz/32bitの再生に対応する。ヘッドホン出力は3.5mm端子でバランス駆動相当の音質を得られるという「S-Balanced」出力を採用する。Bluetoothも内蔵。aptXおよびAACコーデックに対応する。

また、これまでもイベントなどで試作機が披露されてきたiFI-AudioのフラグシップD/Aコンバーター「Pro iDSD」の最終バージョンが公開。本機にDSD1024(45/49 MHz DSD)へアップサンプリングして再生する機能が搭載されることが明かされた。USB入力に加えて、そのほか、Wi-Fi/有線によるネットワークオーディオ再生、音楽ストリーミングの再生にも対応。アナログ回路は真空管と半導体の両方を備え、切り替えて再生することができる。

いずれも価格・発売時期は現時点で未定。発売時期は来年以降になる見込みだという。

詳細は追ってレポートする。

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