ラックスマン製品全てを一斉展示

<TIAS>ラックスマン、真空管プリ「CL-38uC」やFOCAL準旗艦スピーカー「UTOPIA III EVO」など披露

2017/09/29 編集部:川田菜月
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9月29日〜10月1日の3日間、東京国際フォーラムにて「2017年東京インターナショナルオーディオショウ」が開催されている。ラックスマンでは、10月発売予定の準旗艦ハイエンドスピーカー「UTOPIA III EVO」(関連ニュース)などFOCALスピーカーの各モデルや、本日9月29日に発表された真空管プリアンプ「CL-38uC」やパワーアンプ「MQ-88uC」(関連ニュース)など、同社取り扱い製品を揃えて展開している。

ラックスマンではFOCALスピーカーと同社製品を組み合わせて展開

「L-507uXII」などフルラインナップを展示、試聴デモにも使用されている

同社は7月からFOCALの取り扱いを開始しており(関連ニュース)、本イベントでは各モデルを披露。10月から発売予定の“UTOPIA III EVO”シリーズ「Maestro Utopia Evo」「Scala Utopia Evo」、“SOPRA”シリーズ「Sopra N°3」「Sopra N°2」「Sopra N°1」の5機種をステージ前に各色用意している。

10月発売予定の“UTOPIA III EVO”シリーズ、“SOPRA”シリーズを各色用意して、試聴デモを実施

1日の間で5機種を入れ替えて試聴を行っている

1日の間で5機種を入れ替えながら、ラックスマンの新フラグシッププリメイン「L-509X」(関連ニュース)や新AB級プリメイン「L-507uXII」(関連ニュース)、フラッグシップモデルの「C-900u」「M-900u」などと組み合わせて試聴デモを行っている。

他にもラックスマン製品のラインナップは全て展示しているとのこと

AB級プリメインの新フラグシップ「L-509X」

ブース後ろにも、FOCALスピーカー製品のラインナップを用意。また、Sopra N°2のカットモデルを展示し内部の様子も見られるようになっている。連日午前中にはFOCALのクエンティン・モリエ氏による同ブランドの歴史や製品紹介を実施し、FOCALの魅力を再アピールしていきたいとのこと。

FOCALスピーカーが勢ぞろい

Sopra N°2のカットモデルも展示

また本日9月29日に発表された、『ロ』の字型の木箱ケースを採用した真空管アンプシリーズの新モデル、プリアンプ「CL-38uC」およびパワーアンプ「MQ-88uC」も展示。従来は横幅400mmであったが本モデルより440mmに拡張し、ラックスマンの現行ラインナップと統一。真空管にはスロバキアJJ製を採用している。従来も一部に採用していたが、今回から全てをJJ製とし、動作安定性の向上を図った。

真空管プリアンプ「CL-38uC」

パワーアンプ「MQ-88uC」

CL-38uCではMCカートリッジゲイン調節レバースイッチを追加。さらにユーザーからの要望が多かったというバランス接続も1系統搭載するなど、横幅が広がりスペースもできた分、新たな端子の追加が可能となった。MQ-88uCでは4/8/16Ωの独立したスピーカー端子を装備。またベース部とボンネットをダークブラウンカラーにして木箱シリーズとの親和性を高めている。いずれも従来から定評のある性能は継承しながらも、コストアップを省きつつブラッシュアップしたとのこと。

バランス接続も1系統追加して搭載

使用する真空管にはスロバキアJJ製を採用

その他ラックスマン製品の現行ラインナップは全て取り揃えて展示している。また、期間中は試聴会や評論家講演など数多くイベントを予定(詳細スケジュールはこちら)。ブースは午前中から盛況で、たくさんの人が試聴に訪れていた。

評論家講演はいつもより数多く企画したとのこと

試聴イベントは立ち見も多く、ブースは盛況

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