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ジョー奥田氏がレコーディング

家にいながらバカンス気分?! “ハワイ自然音”のバイノーラル・ハイレゾ音源が配信中

編集部:伊藤 麻衣
2017年08月08日
夏休みだけど、海外には行けない…という人にぴったりな、家にいながらハワイへ行った気分になれる、かもしれないハイレゾ音源がある。

音響機器の取扱を行っている(株)メディア・インテグレーションが、2017年5月に発足した初の自社音楽レーベル「MiM SOUND」から発売された、バイノーラルマイクでハワイの自然音を収録したハイレゾ音源『Kilauea Forest 24hours』だ。

『Kilauea Forest 24hours』

音源は、音楽配信サイト「e-onkyo music」「mora」「OTOTOY」「groovers」にて、3,400円(税込)で配信しており、配信フォーマットは、DSD 5.6MHz、WAV/FLAC 96kHz/24bit、WAV/FLAC 192kHz/24bitをラインナップする。

MiM SOUNDは、メディア・インテグレーションがこれまで音楽製作のサポートで得たノウハウを活かし、音の力、可能性、魅力を伝えるため活動している。同レーベルは今後も環境音に限らず、様々な音源の製作を行っていくとのことだ。

MiM SOUND

『Kilauea Forest 24hours』に収録されているサウンドは、ハワイ島ボルケーノの森の音を24時間レコーディングし、映像技術の“タイムラプス”手法をサウンドにて実現したという“サウンドタイムラプス”により、約1時間にまとめたものとなっている。

なお、本作品は、鳥の鳴き声や川の流れる音といった自然の音をメインとしているが、収録場所から100mほど離れた道路を走る自動車の音もそのまま収録されている。これについて、本作の録音を手がけた自然音楽家のジョー奥田氏は「記録の1要素として、あえて入れている」のだという。

ジョー奥田氏は、フィリップ・ベイリーやレオン・ラッセルなど著名アーティストのプロデュースを手がけてきた。1998年からは、自然音楽家としての活動を開始。以降、ハワイ島キラウェアの森を拠点に、創作活動を行っている。同氏は、バイノーラルマイクとDSDレコーダーを使って世界各地の自然音を録音し、それを元に、かつてのプロデューサー時代に培った編集ミックス技術を用いて作品を製作している。

ジョー奥田氏

『Kilauea Forest 24hours』も、バイノーラルマイクを専門に開発生産している3Dio社の「Free Space Pro II バイノーラルマイク」と、コルグのDSDレコーダー「MR-1000」を使用して、DSD 5.6MHzで収録が行われた。これにより、鳥の鳴き声などがサラウンドのように様々な方向から聞こえくるため、より臨場感が感じられる。

アルバムアートは、アーティストで書家の行美アナンドさんが、毛筆を使って作品を視覚的に表現したというデザインを採用する。また、本作品をアルバム購入すると、特典として、ハワイの自然の風景写真などを掲載したデジタルブックレットが付属する。

なお、『Kilauea Forest 24hours』はCD(品番:MIMJ-0010)でも発売されており、価格は2,800円(税抜)。7インチEPサイズのCDジャケットには、ハイレゾ音源と同様に行美アナンドさんによるアートワークが施され、ブックレットも封入する。そのアーティスティックなデザインと内容から、CDショップ以外に、書店のTSUTAYA TOKYO ROPPONGI店、代官山店、湘南店でも販売されている。

同レーベルの公式ホームページでは、自然音楽家のジョー奥田氏と、ラジオDJであり音楽評論家でもあるピーター・バラカン氏との対談の様子も掲載されている(インタビュー記事はこちら)。

さらに、e-onkyo musicでは、ジョー奥田氏による「セルフ・ライナーノーツ」を公開しており、本作品の誕生のきっかけや作品への想いなどを同氏が語っている(セルフ・ライナーノーツはこちら)。

ハワイの自然はもちろん、現地で生活している人たちの存在も感じられる『Kilauea Forest 24hours』を聴けば、日本にいながらハワイへ行ったような気分になれる、かもしれない。今年の夏休みは家で過ごすという方は聴いてみてはいかがだろうか。

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