トゥイーター刷新。Platinumの技術も継承

<HIGH END>モニターオーディオ、第6世代「Silver」シリーズ。約3年半ぶりモデルチェンジ

2017/05/20 編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
独ミュンヘンにて開催中の「HIGH END 2017」にて、英Monitor Audio(モニターオーディオ)は、第6世代となる新「Silver」シリーズのスピーカーシステムを初披露した。

「Silver 100」

左から「Silver 200」「Silver 500」「Silver 300」

モニターオーディオにおけるSilverシリーズは、旗艦シリーズ「Platinum」、上位シリーズ「Gold」に次ぐ、同社の中核ラインナップとなる。従来のSilverシリーズ(第5世代)が発売されたのが2013年11月(日本国内)であり、今回、約3年半ぶりとなるモデルチェンジとなる。

センタースピーカーも用意する

完全な新設計というゴールド・ドーム・C-CAMトゥイーターや、Platinumシリーズにおいて開発されたユニット背面に用いる特許技術のメカニカルフィルター「DCF(ダイナミック・カップリング・フィルター)」を採用するなど、従来機から大幅な刷新を行った。

スピーカー内部を示す展示も用意

ブースにはROKSANのアンプやアナログプレーヤーも多数展示

ラインナップ中の最小モデルを、従来機よりさらにスリム化したことも特徴。リビングなど生活環境により設置しやすいサイズにしている。シリーズ最小のブックシェルフ型/フロア型で比較すると、従来の「Silver 1/6」がそれぞれ6インチ・ウーファー搭載で幅185mmだったのに対して、新モデル「Silver 50/200」は5 1/4ウーファー搭載で幅165mmとなった。

トゥイーターはパンチングメタルでカバーされている

ラインナップは、フロア型が「Silver 500」「Silver 300」「Silver 200」。ブックシェルフ型が「Silver 100」「Silver 50」。センタースピーカーが「Silver C350」「Silver C150」、ダイポールスピーカーが「Silver FX」、サブウーファーがSilver W-12となる。

欧州では7月の出荷を予定しているとのことだ。

ブースには、同社が昨年末に買収したROKSANのアナログプレーヤーやアンプも出展。試聴スペースではROKUSANのプレーヤー/アンプにモニターオーディオのスピーカーを組み合わせてデモが行われていた。

試聴ブースの模様。写真はSilver 200で、かなり小柄な印象だ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE