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新たなDAC内蔵プリやネットワークプレーヤーも参考出展

<HIGH END>エラック、A・ジョーンズ氏が手がける上位スピーカー「Adante Series」

編集部:小澤貴信
2017年05月19日
独ミュンヘンにて開催中の「High End 2017」は、現地時間19日から一般公開を開始。エラックは、アンドリュー・ジョーンズ氏が手がけた新たな同軸ユニット採用スピーカーシステム「Adante Series」を出展した。

試聴ブースでは「AS-61」をデモ

「AF-61」

本シリーズはフロア型「AS-61」、ブックシェルフ型「AF-61」、センタースピーカー「AC-61」、サブウーファー「Adante Subwoofer」で構成。同じくアンドリュー・ジョーンズ氏が手がけたスピーカーシリーズ「Uni-Fi」「Debut」の上位に位置づけられる。試聴ブースでは「AS-61」のデモも行われた。

「Adante Series」の各スピーカー

本機の特徴は、Interport-Coupled Cavityと呼ばれる新たな独自方式を採用したこと。これは8インチ・パッシブラジエーターをフロントバッフルに配置し、その背後(キャビネット内部)に個室を設けてそこに6.5インチ・ウーファーを配置するというもの。フロア型「AS-61」ではウーファー3基(内部)とパッシブラジエーター3基(表側)、ブックシェルフ型「AF-61」ではウーファー1基(内部)とパッシブラジエーター1基(表側)が搭載されていることになる(下のキャビネット分解図をみるとわかりやすいだろう)。

キャビネット内部がさらに小部屋に分割されており、内部にウーファーを備える

同軸構成のミッド/トゥイーターも新開発されたもの。トゥイーターはソフトドームで、写真のように表面にラバー製メッシュが配置されている。これはユニットの保護を担うと共に、音の拡散も助けるという。ミッドレンジはアルミコーン・ユニットとなる。

AF-61の同軸ユニット。トゥイーター上のメッシュが特徴的だ

キャビネット構造も非常に堅牢な作りとなっている一方、価格はフロア型「AS-61」で1,499ユーロ/1台と、「Uni-Fi」「Debut」に続いてコストパフォーマンスの高さもアピールする。いずれのモデルも2017年夏に登場予定とのことだ。

また、ELACがAudio Alchemyを買収したことに伴い、同社の技術を投入してELACブランドとして展開する予定の新コンポーネント「ALCHEMY SERIES」も参考出展。DAC内蔵プリメインアンプ「AS-DDP12」、パワーアンプ「AS-PS52」、RoonReady対応のネットワークプレーヤー「DS-SQ201」の3つがラインナップされていた。いずれもプロトタイプで、現在開発中とのことだった。

「AS-DDP12」

「DS-SQ201」(左)と「AS-PS52」(右)

CESで試作機が展示されていたRoonReady対応の一体型オーディオシステム「Z3 Zone Music Player」については製品版が展示。こちらは6基のアンプ、各2基のトゥイーター/ウーファー、2基のパッシブラジエーターを搭載。Wi-FiおよびBluetoothを内蔵している。すでにラインナップされているRoon対応ミュージックサーバー「DS-S101-G」と合わせて、Roonを核としたマルチルームオーディオも積極的にアピールしていた。

Roon対応も積極的にアピール

「Z3 Zone Music Player」

またブースでは、昨年発表された90周年記念モデルの旗艦スピーカー「Concentro」とアナログプレーヤー「Miracord 90 Anniversary」が今年も大きく取りあげられていた。

「Miracord 90 Anniversary」

「Concentro」

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