NetAudio最新号で試聴レポートも掲載

日本テレガートナー、オーディオ専用スイッチングハブ「M12 GOLD SWITCH」

公開日 2017/01/30 16:32 季刊NetAudio編集部
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日本テレガートナー(株)より、ネットオーディオ専用を謳うスイッチングハブ「M12 GOLD SWITCH」が発表された。

Telegärtnerのスイッチングハブ「M12 GOLD SWITCH」¥320,000(税別)

ネットオーディオはスピーカーやプレーヤーといったオーディオコンポーネントだけではなく、ルーターやNASといったネットワーク関連のアイテムを必要とする。その結果、これまでのオーディオにはない利便性が手に入れられるようになった反面、ネットワークに関する知識やノウハウといった新たな課題も浮上してくるようになった。そんな環境の変化も踏まえ、ネットワークを専門とするメーカーが、オーディオ製品の開発に力を入れるようになってきている。

その代表的なブランドと言えるのが、日本テレガートナー。もともとはドイツに本拠地を置く通信機器専門メーカーであるが、現在、Telegärtnerブランドとして、ネットワークオーディオの音質改善のアイテムを次々と開発し、業界に旋風を巻き起こしている。2015年にLANケーブル「MFP8 GOLD」でオーディオ業界に初参入。堅牢なコネクタと入念なシールド、一本一本シリアル管理されるスペックなど、これまでのオーディオにはない新たなLANケーブルとして非常に高い注目を集めた。翌年にはケーブルをさらにグレードアップさせた「MFP8 GOLD II」をリリースしている。

テレガートナーのオーディオ専用LANケーブルMFP8 GOLDU(¥50,000/1.0m,税別)

そんなテレガートナー社が次なるグレードアップとして提案する製品が、ネットワークの「ハブ」である。

「M12 GOLD SWITCH」の最大の特徴は、M12コネクタと呼ばれる産業用の丸型コネクタを採用しているところにある。通常の家庭用エレクトロニクスに搭載されているRJ-45と呼ばれる四角のコネクタではなく、より確実な信号伝送を可能にする産業用のコネクタである。このコネクタは鉄道や工場といったより精緻なデータ伝送を要求される現場で使われており、一般ユーザーには馴染みが薄いが、産業用では広くシェアを持つコネクタである。

産業用に使われる丸型のM12コネクタ。四角形のRJ-45コネクタと互換性がある

使い方は通常のハブと同じ。インターネットに接続されているルーターとM12 GOLD SWITCHを接続。そしてM12 GOLD SWITCHハブとネットワークプレーヤーやNASと接続するだけである。電源は専用電源から確保し、機器に接続するためのポートは5つ搭載されている。

家庭用のRJ-45コネクタとは違う形状のコネクタのため、M12 GOLD SWITCH本体には、2.0mの長さのM12ーRJ-45コネクタが2本同梱される。

M12とRJ-45コネクタのLANケーブルが2本付属する

M12 GOLD SWITCHには専用の電源ケーブルが付属する

こちらのハブの音質については、現在発売中のNet Audio vol.25にて、土方久明氏によるレポートが掲載されているので、ぜひ参考にしてほしい。また、同社のエンジニアが語る、LANケーブルで音が変わる技術的ポイントについての解説もぜひ読んでほしい。

Net Audio vol.25ではM12 GOLD SWITCHの音質をレポートしている

「M12 GOLD SWITCH」は現在オーディオショップにて予約を受付中。納品は3月中旬以降となる。

M12 GOLD SWITCHに関するお問い合わせ、試聴のご相談は以下まで
日本テレガートナー(株)
TEL/03-6455-3210


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  • ジャンルその他
  • ブランド日本テレガートナー
  • 型番M12 GOLD SWITCH
  • 発売日2017年3月中旬
  • 価格320000
【SPEC】●外形寸法:70×50×200mm ●質量:1.5s