「TIDAL MASTERS」

<CES>テクニクス「SU-G30」「SC-C500」がTIDAL MQAのデコードに対応へ

公開日 2017/01/10 15:27 編集部:風間雄介
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テクニクスは、同社のネットワークオーディオアンプ「SU-G30」や「SC-C500」を、1月に予定しているファームウェアアップデートで、TIDALのストリーミング再生に対応させる。

Technics「SU-G30」

このTIDAL対応にともない、操作アプリ「Technics Music」にもTIDAL機能を統合する。製品本体とともにアプリもアップデートする必要がある。

北米では、90日間のTIDALフリートライアルプロモーションも行う。これらの情報については、昨年末にニュースリリースで発表されていたもの。

なお今回のCES会場で追加取材を行ったところ、MQAを使ったTIDALによるハイレゾ相当音質のストリーミング再生「TIDAL Masters」についても、今後のアップデートで対応させる予定であることがわかった。

こちらの記事で紹介している通り、TIDAL Mastersを聴くためには、現在のところPCのデスクトップアプリケーションが必要。機器単体でデコード・再生できる製品は今のところ無い。

「アナログ・デバイセズのチップにMQA再生機能をインプリメントするのは、おそらく弊社が初になるのではないか」(パナソニック関係者)という。これがきっかけになり、TIDAL Masters対応機種が増えることを期待したい。

なお、TIDALは日本ではサービスが開始されていない。

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