iCATの全モデルに使えるリニア電源も

iCAT、Roon対応のオーディオサーバーなど3機種 ー 音楽再生専用OSを搭載

2016/12/21 ファイル・ウェブ編集部
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完実電気は、米iCATのオーディオサーバー3機種、および同社製品向けのリニア電源を12月21日より発売する。

AS-B5L

・「AS52L-UHR」 ¥OPEN(予想実売価格350,000円前後)

ネットワークオーディオに必要な機能と性能を一筐体に納めたというオールインワン・タイプのミュージックサーバー。Roon Server/Roon Bridgeを標準搭載。さらに高音質再生ソフト HQPlayer 3.14を搭載し、RoonやMusoなどとの連携も実現している。

組み合わせるネットワークプレーヤーの再生可能フォーマットを自動認識して、自動変換配信を実現するDLNAサーバー機能も搭載する。

音楽ストリーミングサービスに対応。Spotify、Google Play Music、Amazon Prime Music、TIDALなどのストリーミングをリアルタイムにアップサンプリングしてDACへ出力することができる。また、NETFLIX、YouTubeなど映像ストリーミングサービスの再生も可能だ。

OSには、最新のKernel 4.8をベースとした高音質かつローレイテンシーを実現する音楽専用リアルタイムOSの最新版となる「MsHD-Vegas Server2.1」を搭載した。

Wi-Fiアンテナの大型化とシステムの改善により、Wi-Fi使用時の実行速度を向上させた。ネットワークプレーヤーモードで起動する新たなGUIモード、JRiver MC22.0.47なども搭載している。外形寸法は265W×58H×205Dmm、質量は1.5Kg。


・「AS-B5L」 ¥OPEN(予想実売価格169,000円前後)

AS52L-UHRをベースにしたミッドレンジモデルとのこと。iCAT DMRシリーズにNAS機能を付加した仕様となっている。本機もRoon Server/ Roon Bridgeを標準搭載する。

USB-DACを直接接続しての再生に対応。DLNAのRenderer/Player機能により、USB-DACをネットワークプレーヤーのように操作して再生することが可能だ。また、複数のクライアントからUSB-DACを使用することが可能。DACの選択とゾーン指定が可能となっている。


・「DMS-A3J」 ¥OPEN(予想実売価格69,000円前後)

ミュージックサーバーのローエンドモデルで、OSにはJRiver社のJRiver Id OSを搭載する。このサーバー用OSはJRiver Media Centerをコアに開発されたとのことで、JRiver Media Centerとの互換性も備えている。DLNA対応NASおよびDMRレンダラーとして使用することができる。

また、設定はPCのリモートデスクトップからJRiver Media CenterのGUIを用いて行える。USB接続のHDDの増設にも対応している。


・「PWR-L1」 ¥OPEN(予想実売価格79,000円前後)

iCATの全モデルで使用できるという100Wのリニア電源。大型のトランスを用い、19V、12V、5Vの同時出力が可能となる。USB 3.1 Type Cの出力端子も備え、PCやモバイルオーディオデバイス、ラズベリーパイのリニア電源としても使用できる。

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