韓国レザーブランド“Dignis”とコラボ

Unique Melody、12ドライバーの新ユニバーサルイヤホン“MASON II”。200台限定販売

公開日 2016/10/03 15:38 編集部:杉浦 みな子
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ミックスウェーブ(株)は、同社が取り扱うUnique Melodyから、12ドライバーを搭載するユニバーサルイヤホン「MASON II Dignis Collaboration Model」を国内200台限定で10月5日より発売する。価格はオープンだが、231,481円前後での実売が予想される。なお、販売はe☆イヤホン各店のみで取り扱う。

MASON II Dignis Collaboration Model

今回発表されたMASON II Dignis Collaboration Modelは、Unique Melodyとミックスウェーブが共同開発したユニバーサルイヤホン「MASON」の後継に位置づけられるモデル。低/中/高域に4基ずつドライバーを備える3ウェイ・12ドライバー構成は第一世代機と同じだが、搭載するBAドライバー自体を刷新することで、新しい音づくりを行っている。

特に中域向けに搭載する4基は、BAドライバーの筐体背面にポートを設けた“オープンBA”構造としていることが特徴。これにあわせ、イヤホン筐体のフェイスプレート部にもポートを設けており、エアーフローを最適化する機能を持たせている。さらに音導管に合金(Alloy Metal Sound Tube)を使用することで、BAドライバーからのサウンドをよりストレートに音導孔まで伝達させるとのこと。

これらの構造により「ボーカルラインを際立たせ、音の前後感が掴めるようなニアフィールドのモニタースピーカーシステムを感じさせるサウンドに仕上げた」と同社ではアピールしている。

周波数特性は20Hz〜20kHzで、感度は111.48dB@1mW、インピーダンスは21.6Ω。

さらにフェイスプレートには、ウィスキーの樽材としても有名なホワイトオークを使用。後述するレザーケースとの相性を活かす上で、このホワイトオークをフェイスプレート部に採用したという。

本機は、2012年に設立された韓国のレザーブランド“Dignis”とコラボした製品でもあり、Dignisが特別デザインした専用ケースを同梱する。「MASON II と一緒に旅をする」をテーマにデザインされており、ケースの外装にはイタリアンレザー INCAS "TudorLeather(チューダー・レザー)" の革を使用。内装には、最上級のフランス牛革、イタリアテノールリーの「BADALASSI CARLO」で扱う“MINERVA(ミネルヴァ)” を使用している。

“Dignis”とコラボしたケース

製品をケースに収納したところ

ケース内の構造にもこだわっており、中央部にはシリカゲル(除湿剤)を設置するためのトレイを配置している。ケースにイヤホンを収納してキャンリングしている最中も、イヤホンを湿気から守れるように配慮した。さらにケース内部には内部の湿度を視覚できるようにした「湿度メーター」も装備する。また、ケース内上部にデザインされた2つの溝は、「Unique Melody x Dignis」のロゴが印字されたレザー部を下にした状態で、MASON II の筐体を綺麗に固定できるようにしている。

【問い合わせ先】
ミックスウェーブ
TEL/03-6804-1681

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