詳細は11月発売の「AA163号」等にて

【TIAS】bergmann代表が来日。最新ターンテーブル「Galder」について語る

2016/10/02 オーディオ編集部・樫出
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「2016東京インターナショナルオーディオショウ」が東京・有楽町の東京国際フォーラムにて10月2日まで開催されている。本イベントにあわせ、アクシスが取り扱うデンマークのブランド bergmann audioの代表Johnnie Bergmann氏が来日した。今回オーディオアクセサリー編集部では、本イベント会場に来場したBergmann氏にインタビューを実施した。インタビュアーは鈴木 裕氏。

Johnnie Bergmann氏(右)とインタビュアーの鈴木 裕氏

bergmannは、リニアトラッキングのエアーベアリング方式による独自のアナログプレーヤーターンテーブル「Magne」の展開を昨年日本でスタートし、大きな注目を浴びたハイエンドブランド。

今回、Johnnie Bergmann氏は、このMagneの上位モデルである新しいターンテーブル「Galder」と共に来日した。製品はアクシスのブース内に展示されている。本モデルも独自のエアーベアリング方式を採用しており、アームレス仕様でトーンアームは4本搭載可能だ。モーターはDCモーターで、ベルトドライブ駆動を採用。サイレントエアーサプライ機構が搭載されている。

Galder

Bergmann氏はインタビューにて、bergmann audio を立ち上げた背景、さらに最新モデルGalderの特徴などを丁寧に語ってくれた。

元々オーディオファイルだったJohnnie Bergmann氏は、デンマークのポンプ関連のメーカーの技術者としての経験を活かし、独自の発想と技術でターンテーブルの開発に挑んだ。それが2008年に完成したことをきっかけに、bergmann audioを設立したという。

Bergmann氏は「他ブランドのモデルを意識せず、とにかく精度を上げてシンプルに作っていけば、成功すると信じていた」と語った。その“精度の高さ”は、既存モデル Magneや今回登場する新製品Galderをご覧いただければ理解できるだろう。

bergmannの最新ターンテーブル「Galder」を紹介するJohnnie Bergmann氏

Galderは、ターンテーブルの台座とモーター部がセパレートされているように見えるが、底部のアルミ削り出しのベースで接続されており、その平衡性を保つために脚部に独自の工夫が施されているという。なお、年内に日本でも発売予定とのことだ。また、今回のインタビューではトーンアームの上位モデル「Odin」が間もなく完成することも明かされた。

このインタビューの詳細は、11月発売の「オーディオアクセサリー163号」、12月発売の「analog vol.54」で掲載を予定している。楽しみに、お待ちいただきたい。

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