USB端子でPCへのデジタルアーカイブも

パイオニアDJ、高品位レコード再生とDJプレイ両対応のターンテーブル「PLX-500」

公開日 2016/08/03 18:46 編集部:伊藤 麻衣
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パイオニアDJ(株)は、高音質なアナログレコード再生とDJプレイが可能なターンテーブル「PLX-500」を9月上旬に発売する。価格はオープンだが、40,000円前後での実売が予想される。

PLX-500(ブラック/ホワイト)

本機は、ハイトルクダイレクトドライブ式のターンテーブル。プロフェッショナルターンテーブル「PLX-1000」(関連ニュース)の音質設計を踏襲しているという。

出力端子は、PHONO出力とLINE出力に対応し、パワードスピーカーと接続するだけでレコードを聴くことができる。また、針先からPHONO/LINE出力までの経路を最短化したことで、アナログレコード本来の音質を再現できるとしている。

上述の通り、ハイトルクダイレクトドライブ方式を採用しているため、本機2台とDJミキサーを組み合わせることで、楽曲のミックスやスクラッチなどのDJプレイにも対応する。また、有償の音楽アプリ「rekordbox dvs」対応のDJミキサーと組み合わせれば、Control Vinylを使用してPCに保存されている音源でDJプレイすることもできる。

DJプレイ時のイメージ

接続端子にRCA端子に加え、USB端子も備えており、本機をPCと接続することでアナログレコードのデジタルアーカイブにも対応。スマホやポータブルプレーヤーで音源を外出先へ持ち出して楽める。録音の際には、無償の音楽管理アプリ「rekordbox」(Ver4.2.1以降)(関連ニュース)の録音機能を使用し、操作を簡略化することもできる。

デザイン面では、従来モデルPLX-1000を踏襲している。本体カラーはブラック/ホワイトの2色をラインナップ。ダストカバーは、開いた状態の際にレコードジャケットをディスプレイできるよう設計されている。

ダストカバーにジャケットを飾ったところ

回転数は33 1/3rpm,45rpm,78rpm、回転数調整範囲は±8%、ワウ・フラッターは0.15%以下WRMS、S/N比は50dB以上。ターンテーブルはアルミダイキャスト製で直径332mm。本体サイズは最大450W×159H×368Dmm、質量は10.7kg。トーンアームは、ユニバーサルタイプのS字型、有効長は230.5mm、カートリッジ形式はVM型。

【問い合わせ先】
パイオニアDJサポートセンター
TEL/0120-545-676

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  • ジャンルターンテーブル/フォノモーター
  • ブランドPIONEER
  • 型番PLX-500
  • 発売日2016年9月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】<ターンテーブル>●駆動方式:サーボ式ダイレクトドライブ ●モーター:3相ブラシレスDCモーター ●ブレーキシステム:電子ブレーキ ●回転数:33 1/3rpm,45rpm,78rpm ●回転数調整範囲:±8% ●ワウ・フラッター:0.15%以下WRMS ●S/N比:50dB以上 ●ターンテーブル:アルミダイキャスト製、直径332mm ●起動時間:1秒以下(33 1/3rpm時) <トーンアーム>●型式:ユニバーサルタイプS字型、ジンバルサポート型軸受構造、スタティックバランス型 ●オーバーハング:16mm ●有効長:230.5mm ●トラッキングエラー:3度以内 ●高さ調節範囲:6mm ●針圧可変範囲:0〜4g(1目盛0.1g) ●適正カートリッジ質量:<9.5g ●カートリッジ型式:VM型 <総合>●接続端子:PHONO/LINE(RCA)出力×1、USB(Type B)×1 ●消費電力:8W ●外形寸法:最大450W×159H×368Dmm ●質量:10.7kg