田中伊佐資氏による人気企画最新バージョン

『ケーブル大全2017』7月25日発売! フォノケーブル ガチンコ勝負をお届け

公開日 2016/07/22 18:13 ケーブル大全 編集部・伊佐山
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来週月曜日、7月25日よりオーディオビジュアル関連のケーブルを一堂に集めた増刊『ケーブル大全2017』が発売を開始する。今回の2017年度版で、最も注目してほしいのが、アナログレコード再生まわりのケーブル・レポートが充実している点だ。

7月25日より発売開始の『ケーブル大全2017』(定価2,000円)

そんな中で、本誌ではジャンルとして初の試みとなる、フォノケーブルを一堂にあつめた一斉比較をお届けしている。

これは、オーディオライターの田中伊佐資氏がお届けする人気企画「アナログ新道楽シリーズ」の最新バージョンとしてお届けするもの。

フォノケーブル14モデル一斉比較にいどんだ田中伊佐資氏

フォノケーブルの一斉比較が誌面でなかなか実現できなかった理由は、業界内でDINとRCAの端子が統一されていないから。フォノケーブルといえば、DIN端子と決まっていたが、昨今のアナログプレーヤーはRCAタイプが意外に多い。いやむしろ逆転してDIN仕様よりも多い状況といえる。

そこで今回はRCA-RCA仕様のフォノケーブルに限定。田中伊佐資宅のオーディオルームで1本勝負を行っている。

テストの方法は日頃から田中氏が愛用しているViV Laboratoryのトーンアーム「リジッド・フロート」からオーロラサウンドのフォノイコライザー「VIDA」の間に装着。14モデルのフォノケーブルのうち、同氏のお眼鏡にかなう製品はどれか?

誌面での紹介モデルは下記をご参照いただきたいが、田中伊佐資氏からもアピールコメントをいただいているので、こちらもぜひともご参照いただきたい。

「フォノケーブルは、レコード盤からの大切な微少信号をフォノイコに送り出す“最後の砦”となる部分です。ここを攻略すれば、素晴らしいレコードライフが待っています。『ケーブル大全2017』96ページから、極めて個人的な好みでレポートしていますが、一切ごまかしなしです。ぜひともじっくりとお楽しみください!」(田中伊佐資)


■「アナログ新道楽」
田中伊佐資氏が試したフォノケーブル14モデル(RCA-RCA仕様限定)

(1)OYAIDE「PA-2075 RR V2」(\17,000/1m)
(2)ORTOFON「6NX-TSW1010R」(\21,000/1.2m)
(3)AVINITY「AR-PH-0.73M」(\25,000/0.73m)
(4)ZONOTONE「6NTW-6060 Meister」(\28,900/1.2m)
(5)Nanotech System「PH-2RR」(\32,200/1.2m)
(6)ORB「LC-J15-PHONO」(\32,000/1.5m)
(7)FURUTECH「Ag-12」(\43,000/1.2m)
(8)IKEDA「HBC-MS-5000RR」(\55,300/1.2m)
(9)ZONOTONE「8NTW-8080 Prestage」(\55,500/1.2m)
(10)SAEC「SCX-5000R-R」(\58,000/1.3m)
(11)Van Den Hul「VH-D501S」(\88,000/1.2m)
(12)NVS Sound「FD S / Phono Cable」(\144,000/1.2m)
(13)FURUTECH「Silver Arrows-II-R4」(\190,000/1.2m)
(14)The Chord Company「Sarum Super ARAY」(\350,000/1m)

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