シールドに新素材採用でSN向上

エソテリック、7N MEXCEL採用の第三世代ケーブル。インターコネクトとXLRを用意

2016/03/18 編集部:小澤 麻実
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エソテリックは、三菱電線工業の高純度D.U.C.C. 7N(99.99999%) Cu MEXCEL絶縁素線を導体に使用したケーブル「7N-DA6300III MEXCEL」を4月1日に発売する。

7N-DA6300III MEXCEL

三菱電線工業とアクロリンク、エソテリックが共同開発した、MEXCELを使ったケーブルの第三世代モデル。ラインナップはオーディオインターコネクトケーブル「7N-DA6300III MEXCEL XLR」(1.0m×2本/税抜590,000円)と、デジタルケーブル「7N-DA6300III MEXCEL AES/EBU」(1.0m×1本/税抜295,000円)。特注でケーブル長の延長(プラス0.5mあたり税抜137,500円/1本)や、RCA端子への変更なども可能だ。

いずれも2芯+シールド構造を採用。中心導体は、従来品と同じく2本のφ1.6mmソリッドコアMEXCEL材を使用。シールド部の1層目に、コーナー部分にも均一にシルバーコーティングを施した7N Cu平角編組線を新たに採用したことで、SNと高周波特性の向上を図ったという。

コネクターは、ベリリウム銅のコンタクトピンを採用しダイレクトロジウムメッキ処理。また、ピンを中空パイプ構造とすることで、通常製品と比較して約2倍の表面積を獲得。性能を更に高めたという。

最大ケーブル外径は11.3mm、導体抵抗は9.2mΩ/m以下。静電容量は40pF/m。インピーダンスは110Ωとなる。

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