マスタリングは杉本一家氏が担当

タワーレコードが“高音質にこだわった”オリジナルSACD「Definition Series」第三弾

公開日 2016/01/28 10:17 季刊オーディオアクセサリー編集部
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タワーレコードオリジナル企画のSACDタイトル「Definition Series」は、高音質にこだわったSACDハイブリッド盤シリーズだ。昨年5月より、クラシックの名盤をコンスタントにリリースしている。

シリーズ第三弾では、クリュイタンス&フィルハーモニア管弦楽団による「ベルリオーズ:幻想交響曲 ほか」と、コルサコフやボロディンによる「ロシア管弦楽曲集」の2作品が登場した。いずれも旧EMI音源で、ステレオ録音初期の音質が復刻されている。

ベルリオーズ:幻想交響曲 ほか

ロシア管弦楽曲集

マスタリング・エンジニアは、杉本一家氏が担当。すべてオリジナルマスターからのリマスタリングで、SACD層は96kHz/24bit WAVデータからDSDに変換してマスタリング。CD層はPCMでマスタリングを行っており、SACDとCDそれぞれの特徴や音質を踏まえて別個にマスタリングしている。

オリジナルジャケットデザインを採用し、名盤にふさわしい豪華な装丁での登場となる。

【Definition Series】
ベルリオーズ:幻想交響曲、序曲「ローマの謝肉祭」、ラヴェル:ラ・ヴァルス
アンドレ・クリュイタンス(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団
TDSA-14
2,500円(税別)
録音:1958年、1961年

ロシア管弦楽曲集 〜リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲、ボロディン:だったん人の踊り、ムソルグスキー:はげ山の一夜 ほか
アンドレ・クリュイタンス(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団
TDSA-15
2,500円(税別)
録音:1958年、1959年


また、日本コロムビアの“特別な”コンサートホールの音源をSACDハイブリッドで復刻する「The Valued Collection Platinum」も新たに3作品が登場する。

日本コロムビアに所蔵されていた音源を高品位でデジタル化。SACD層は192kHz/24bitのマスターをDSD化し、CD層は新規でリマスタリング。マスタリング・エンジニアは毛利篤氏。デジタル変換方式の違いによって従来のCDとは異なる音質としており、従来盤をお持ちの方でも楽しめる内容としていることが特徴。

モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》 ほか

シューマン:交響曲第3番《ライン》 ほか


メンデルスゾーン:真夏の夜の夢 ほか

【The Valued Collection Platinum】
モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》、第38番《プラハ》、第40番、第41番《ジュピター》
カール・シューリヒト(指揮)、パリ・オペラ座管弦楽団
TWSA-1005/6
4,000円
録音円:1961年、1964年

シューマン:交響曲第3番《ライン》、《マンフレッド》序曲、ニコライ:《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲
カール・シューリヒト(指揮)、南ドイツ放送交響楽団、南西ドイツ放送交響楽団
TWSA-1007
2,500円
録音円:1960年、1962年

メンデルスゾーン:真夏の夜の夢、序曲集
カール・シューリヒト(指揮)、バイエルン放送交響楽団、南ドイツ放送交響楽団、南西ドイツ放送交響楽団
TWSA-1008
2,500円
録音円:1960年、1962年

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