トゥイーターとウーファーの素材統一

フォステクス、純マグネシウム振動板採用ブックシェルフスピーカー「G1001MG(PB)」

公開日 2016/01/22 10:52 編集部:小澤 麻実
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フォステクスは、純マグネシウム振動板を採用した新ブックシェルフスピーカー「G1001MG(PB)」を1月下旬に発売する。価格は15万円(1台・税抜)。

G1001MG(PB)

G1001MG(PB)の背面部

100mmウーファーと20mmトゥイーターの2ウェイ・バスレフ型スピーカー。ウーファーとトゥイーターの振動板には、内部損失が大きい純度99.9%のマグネシウムを採用。ウーファーはHR形状に、トゥイーターはリッジドーム形状に成型することで、剛性を高めつつ共振を分散させている。また、ウーファーとトゥイーターの振動板素材を統一することで、全帯域の音色と余韻が揃う効果もあるという。

昨年のインターナショナルオーディオショウに出展されていた試作機

ウーファーのフレームには高比重の亜鉛ダイキャストを採用。振動板振幅の反作用による振動が、キャビネットを通じて音場空間に伝わるのを抑え、よりクリアな再生音を実現するという。加えてダンパーの構造を見直し、振動板の振幅量を増やして低音再生力を強化したという。

キャビネットはピアノブラック仕上げで、独自開発の音響専用CE合板をバッフル板と天地側板に採用。バッフル板は30mm、天地側板は18mmの厚みとすることで、ウーファーを強固に支える。

デスクトップ環境でも使えるよう、底部にはベースボードを装着。接地面にキャビネットの振動が伝わるのを防止するとともに、底面の振動を放射して広く自然な音場を形成するという。

再生周波数帯域は55Hz〜45kHz(-10dB)。出力音圧レベルは82dB/W(1m)(2.83V入力時83.5dB/1m)。インピーダンスは6Ω(最小値3.7Ω@220Hz)。

外形寸法は164W×300H×242Dmm(ベースボードおよびグリル含む)、質量は7.6kg(ベースボードおよびグリル含む)。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドFOSTEX
  • 型番G1001MG(PB)
  • 発売日2016年1月下旬
  • 価格¥150,000(1台・税抜)
【SPEC】●使用ユニット:20mm純マグネシウムリッジドーム形状トゥイーター、10cm純マグネシウム高剛性HR形状振動板ウーファー ●出力音圧レベル:82dB/W(1m)(2.83V入力時83.5dB/1m))●再生周波数帯域:55Hz〜45kHz(-10dB) ●最大許容入力:100W ●インピーダンス:6Ω(最小値3.7Ω@220Hz) ●外形寸法:164W×300H×242Dmm(ベースボード及びグリル含む) ●質量:7.6kg(ベースボード及びグリル含む)