パッシブ型ながら重厚でパワフルな低音を実現

ナスペック、IsoTekのパワーアンプ用電源コンディショナー「EVO3 TITAN」

公開日 2015/12/21 18:04 編集部:小澤 麻実
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ナスペックは、IsoTekのパワーアンプ用電源コンディショナー「EVO3 TITAN」を12月24日に発売する。価格は60万円(税抜)。

EVO3 TITAN

出力にIEC 3Pコンセント2系統とパワーコンディショナー端子1系統を搭載した、パワーアンプ用の電源コンディショナー。定格出力電流は3系統あわせて最大20A。入力コンセントはIEC 20Aを1系統用意する。

出力にIEC 3Pコンセント2系統とパワーコンディショナー端子1系統を搭載

AC入力から出力端子まではパッシブ回路のみを使用。入力端子と各出力端子の間、そして各出力端子同士は絶縁されており、入力された電源エネルギーを忠実に伝送しつつ高周波ノイズ成分を除去するとともに、出力端子同士の相互干渉も防いでいるという。また、AC電源のノイズを入れず、各機器からAC電源にノイズも出さない双方向のノイズ低減機能を搭載している。

フィルターは20A直列型フィルターと、コイルとコンデンサーで構築されたエネルギー蓄積効果のある特殊な並列型フィルターを搭載。パワーアンプが大きな電流を要求した際は、並列型フィルターのコイルに蓄えたエネルギーを瞬時に放出して出力電圧変動を抑制。過渡的な出力インピーダンスが低く、高周波ノイズだけでなく整流ノイズを低減する効果もあるという。同社は「パッシブ型でありながら、アンプを内蔵したアクティブ型のように重厚でパワフルな低音が得られる」とアピールしている。

本機のフィルター構成

外形寸法は275W×182.5H×275Dmm、質量13.0kg。

また、本機専用のオプション品として、アップグレード用のケーブル「EVO3 OPTIMUM - TITAN LINK CABLE」も同時発売される。銀メッキOCC導体をテフロンFEP絶縁体で覆ったものを3本あわせ、それぞれの間にはコットン内部緩衝材を配置。さらにマイラーラップやOFCシールドで覆っている。ラインナップは1m(税抜10万円)、2m(税抜15万円)、3m(税抜20万円)、4m(税抜25万円)。4m以上のケーブルも作成可能で、その場合メートル単価は税抜5万円となる。

アップグレード用のケーブル「EVO3 OPTIMUM - TITAN LINK CABLE」も同時発売

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  • ジャンルその他
  • ブランドIsoTek
  • 型番EVO3 TITAN
  • 発売日2015年12月24日
  • 価格¥600,000(税抜)
【SPEC】●出力コンセント:IEC 3P×2、パワーコンディショナー×1 ●定格出力電流:最大20A(合計) ●入力コンセント:IEC 20A×1 ●外形寸法:275W×182.5H×275Dmm ●質量:13kg