Windows環境で192kHz/24bit対応

クリエイティブ、ゲーミング用USBオーディオインターフェース「Sound BlasterX G5」

2015/12/09 編集部:小澤貴信
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クリエイティブメディアは、ゲーミングオーディオ向けライン「Sound BlasterX」シリーズの第3弾として、USBオーディオインターフェース「Sound BlasterX G5」を12月中旬に発売する。価格はオープンだが、直販サイトにて17,800円(税抜)にて発売される。

「Sound BlasterX G5」

本機はUSB-DACとして、Windowsパソコンとの組みあわせで最大192kHz/24bitに対応。S/N 120dBのDACを搭載したことが特徴とのこと。またヘッドホンアンプも内蔵しており、インピーダンスは32Ωから600Ωまでに対応する。ヘッドホン端子はヘッドセットにも対応しており、4極タイプのヘッドセットとも1本のケーブルで接続できる。もちろん通常のヘッドホンも接続可能。別途マイク入力端子も備えているので、ヘッドホンプラグとマイクプラグが分かれているヘッドセットも接続できる。ヘッドホン出力はHigh/Lowで切替が可能となる。

本機の心臓部にはクリエイティブが開発したマルチコアオーディオプロセッサー「SB-Axx1」を搭載。ダウンロード提供されるWindows用ソフト「BlasterX Acoustic Engine Pro」と合わせて使用することで、様々なジャンルのゲームのオーディオプロファイルや、あらかじめプリセットされた特定ゲーム向けのオーディオプロファイルを「G5」側に記憶させることが可能。G5本体のボタンでプロファイルの適用や切替を操作することができる。

また「BlasterX Acoustic Engine Pro」によって、オーディオエンハンスメントの各種パラメーターやイコライザー、ボイスチェンジ機能などの設定を編集することが可能。そのプリセットをG5に記憶させて使用することも可能となる。また、Windowsパソコンに専用ドライバーをインストールしすれば、USBオーディオの7.1ch再生が可能となる。本体にはオーディオ用とは別に、USB Type A端子を1系統備えており、マウスやキーボードなどのUSB機器を接続することが可能だ。

「BlasterX Acoustic Engine Pro」

PCオーディオ向けとして、Windowsパソコンとの接続時にはオーディオプロセッサーをバイパスしてDACへ直接出力を行う「ダイレクトモード」も搭載する。ライン出力兼光デジタル出力端子(丸型)、ライン入力兼光デジタル入力端子(丸形)も備えている。

対応OSはWindows 10/8.1/8/7/Vista(SP1以降)、Mac OS X 10.6.8〜10.11となる。Macについては専用ドライバーおよびソフトウェアは提供されない。外形寸法は70W×24H×111Dmm、質量は約145g。

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