ユキムブースの模様をレポート

【TIAS】ELAC、アンドリュー・ジョーンズが開発に携わったエントリースピーカー「Debut Line」

公開日 2015/09/26 18:34 編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
東京インターナショナルオーディオショウにて、ユキムはELACの新たなエントリー・スピーカーシリーズ「Debut Line」を初披露した。発売は12月を予定している。

ユキムブースの模様

Debut Lineは、TADやKEFでスピーカー開発を手がけてきたアンドリュー・ジョーンズ氏が開発に携わったエントリーモデル。ジョーンズ氏によってデザインされたウーファーとトゥイーターを搭載している。会場にはフロア型「F5」(¥125,000/ペア)、ブックシェルフ型「B6」(¥70,000/ペア)が展示されていた。

Debut Lineの「F5」(左)と「B6」(右)

KEFやTADで名スピーカーを手がけたアンドリュー・ジョーンズが開発に携わっている

これまでのELACでは採用例がなかったアラミドファイバーによる6.5インチウーファーは、一般的なウーファーに比べて強度と軽さの面で大きなメリットを持っているとのこと。また1インチ・クロスドーム・トゥイーターには新たにデザインされたウェーブガイドが採用され、スムーズに伸びる高域再現を可能としている。

ラインナップは「F5」「B6」に加えて、さらにコンパクトなブックシェルフ型「B5」やセンタースピーカー、サブウーファー2機種も用意されるとのこと。サブウーファー2機種のうち上位モデルは、同社SUB2070でも採用された、Bluetooth接続したスマートフォンを使った自動音場補正も行えるという。

会場ではELAC「BS312」とサブウーファー「SUB2070」を組み合わせた2.1chシステムのデモを実施。400LINEや260LINEなどのスピーカーも出展されていた。

ELAC「260LINE」

ブースにはユキムが取り扱う数々のブランドの製品が出展されていたが、なかでも今回が初披露となるTHALESのアナログプレーヤー「TTT-Slim」に注目が集まっていた。本機は上位モデル「TTT-Compact」と比べて5kgの軽量化を図りつつ、独自のスプリング機構と共に、上位機と同様のバッテリードライブを採用。同社製トーンアーム「EASY」の能力を最大限引き出せる性能を実現しているという。

THALES「TTT-Compact」

また会場には同社が取り扱うLINDEMANNやORACLE、AURAの主要製品も登場。Carot ONEからはイヤホンの新製品となる「SUPER TITTA」も出展されていた。

Carot Oneの新イヤホン「SUPER TITTA」も出展

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE