ファブリックメーカーとのコラボバージョンも予告

【TIAS】LINN、着せ替えできる新EXAKTスピーカー「Series 5」/TIDALを使ったデモも実施

公開日 2015/09/25 17:00 編集部:小澤 麻実
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2015東京インターナショナルオーディオショウが本日25日より開幕。リンジャパンは、ガラス棟6階G603、604にブースを用意。新製品となるEXAKTスピーカーの新シリーズ“Series 5”「530 System」「520 System」のデモをおこなっている。どちらも10月中の発売を予定しており、530は185万円(税抜)、520は1,458,000円(ペア・税抜)。

“Series 5” 520 System

両者の大きな特徴は、表面にファブリックカバーを取り付けてインテリアの一部のように設置できる点。ファブリックは色やテクスチャーの違う11種類が用意されており、好きなものを選択可能。インテリアのテイストや季節によって着せ替えられるよう、別売もされる(価格未定)。また来年にはTimorous BeastiesやHarris Tweedなどファブリックメーカーとコラボしたバージョンなども登場予定とのことだ。

好みのファブリックカバーをかぶせ、天板を乗せる

底面にはカバーを留めるテープが備えられている


フロントにはLINNのロゴプレート付き

各カバーには番号がついており、それぞれの特性にあわせてEXAKTで補正することができる
さらに天板とベーススタンド、底面のメッシュ(530のみ)もブラック/ホワイト/グレーの3色から選ぶことができる。

布を巻くと音が悪くなるのでは…と思われるだろうが、EXAKTエンジンで補正を行う際、各ファブリックの特性も加味することでこの点をクリアするという。

“Series 5” 530 System

530は底面にIsobarikベースシステムを搭載している

「530 System」は3ウェイスピーカーで、底面にはIsobarikベースシステムを搭載。出力合計300Wのアンプを内蔵している。

「520 System」は2ウェイスピーカーで、出力合計200WのCHAKRAパワーアンプを内蔵している。

なお、LINNブースのデモ音源には、ロスレス配信サイト「TIDAL」のものを使用。まだ日本ではサービスインしていないが、LINNの音楽再生ソフト「KAZOO」がいちはやくTIDAL連携を実現したこと、またロスレスストリーミングはCD再生より音質的メリットが大きいこと等をアピールすべく、このデモ方法を決めたとのことだ。

今回のブースデモにはTIDALを使用

G604ではスピーカーに「KLIMAX EXAKT 350」を使い、KLIMAX DSMやLP12などを組み合わせたシステムが用意されている。

KLIMAX EXAKT 350などを使ったシステムも用意している

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