DSDのままインポートや編集が可能

ティアック、DSD 11.2MHz対応の波形編集ソフト「TASCAM Hi-Res Editor」を無料配布

2015/06/17 編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ティアックはTASCAMブランドより、DSD 11.2MHz/PCM 384kHz 32bitに対応した波形編集ソフト「TASCAM Hi-Res Editor」のWindows 版を、本日17日より無償提供している。提供サイトはこちら

「TASCAM Hi-Res Editor」Windows版

TASCAM Hi-Res Editorは、2chまでのDSD/PCMのハイレゾファイル編集が可能なソフトウェア。DSDは 11.2MHz、PCMは384kHz/32bitに対応し、DSD/PCM相互のファイル変換やサンプリング周波数などの変換、ファイルの分割、結合といった基本的な編集、イン/アウト点で指定した区間の変換/書き出しなどを行える。DSDのままインポート・編集を行うことも可能だ。

DSDファイルの基本的な編集が可能な本ソフトを使うことで、TASCAMのステレオマスターレコーダー「DA-3000」で収録したDSDファイルの活用範囲を広げられると同社は説明。例えば曲間なしで録音されたDSDファイルの曲ごとの分割、ファイルの結合、さらにはDSDで収録した音源ファイルをPCMに変換するといった編集が可能となる。編集したファイルはTEACのハイレゾ対応オーディオ機器「UD-501」や「HA-P90SD」などで再生することができる。

対応する音声ファイルフォーマットはDSDがDSF(.dsf)、DSDIFF(.dsd)、PCMがWAV(.wav)となる。サンプリング周波数はDSD/DSFが2.8MHz/5.6MHz/11.2MHz、PCMが44.1kHz/48kHz/88.2kHz/96kHz/176.4kHz/192kHz/352.8kHz/384kHz。量子化ビット数はDSDが1bit、PCMが16bit/24bit/32bit(float)となる。

対応 OSはWindows 7(32ビットSP1以上、64ビットSP1以上)、Windows 8(32ビット、64ビット)、Windows 8.1(32ビット、64ビット)。対応ドライバーはWindows標準(WASAPI)、ASIO2.1。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック