盛況のうちに幕を閉じる!

6月6日・7日開催の「大阪サウンドコレクション」、多くのファンが集まり終了

公開日 2015/06/08 16:53 オーディオアクセサリー編集部
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オーディオメーカー/輸入商社各社が集うイベント「大阪サウンドコレクション」が6月6日・7日に開催。多くのオーディオファンが来場し、盛況のうちに終了した。

特別講演にて講師を務めた角田郁雄氏

本イベントは、オーディオメーカーと輸入商社、合わせて9社が出展し、大阪・心斎橋の「ハートンホテル心斎橋 別館」で開催された。出展各社がそれぞれ7室の試聴ルームを用意。ゆったりとしたスペースで、各社モデルをじっくりと試聴できる環境が演出された。各モデルのデモンストレーションに、来場者が熱心に耳を傾けていたのが印象的であった。

アキュフェーズ(株)の試聴ルーム

(株)ノア/ (株)アーク・ジョイアの試聴ルーム


(有)アッカの試聴ルーム

エソテリック(株) 試聴ルーム


(株)ステラ/(株)ゼファンの試聴ルーム

(株)太陽インターナショナルの試聴ルーム


潟eクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズの試聴ルーム
各社ブース以外にも、別室で2人の講師による特別講演が開催され、大変な人気を集めていた。講師を務めたのはオーディオ評論家の角田郁雄氏と和田博巳氏で、「多彩なシステム組み合わせでオーディオを楽しむ! 多種多様なソースで愉しむ!」というテーマで講演が行われた。


6日に開催された特別講演の様子。ご覧のように会場は立ち見まで出て満杯の状態だった

特別講演は、オーディオ評論家の角田郁雄氏と和田博巳氏が講師を務め。軽妙な語り口と絶妙なコンビネーションで、和やかなムードで進んでいった
特別講演は6・7日の両日に、出展各社の様々なオーディオ製品を持ち寄ってシステムを組み、角田氏、和田氏の解説により試聴を行う流れで実施された。具体的には、スピーカーにVIVID audioの「G3 GIYA]、アンプにダニエル・ヘルツの「M6L」+「M5L」と、アキュフェーズ「C-3850」+「M-6200」、ソースプレーヤーにはdCSの「VIVALDI TP」+「VIVALDI DAC」といった豪勢な組み合わせ登場。1日4システム、合計8システムが披露されたのである。


特別講演の座席は、両日の11時より抽選され決定していくシステム。10時半の開場前より多くのファンが並び、座席はすぐに埋まる人気ぶりであった
2人の講師が軽妙な語り口でシステムの紹介を行い、それぞれが持参した愛聴する高音質ソフト(CD/SACD/ハイレゾ音原/アナログ)を交互に掛け合う形で講演は進行。会場に用意された70程度の座席は、当日の11時から抽選が行われすぐに埋まってしまい、会場内には立ち見が2重、3重となる状況。常に120〜150人程度のファンで満杯という状態が続いていた。


講演後は、両講師に直接、試聴ソフトなどを問い合わせるファンもたくさんいた
初日は時間をオーバーし、講演時間は3時間近くも及んだが、ほとんどの方が熱心に聴き続け、大変満足した表情をしながら高品位なサウンドを満喫していた。講演後には、来場者がそれぞれの試聴ルームに気に入った製品を確認しに行くという流れが見受けられた。確かにメーカーや輸入商社の枠を超えたこれだけの豪華な組み合わせを一堂にまとめて聴ける機会はなかなかない。非常に価値のあるイベントといえる充実の内容であった。

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