第一弾アーティストは丸本莉子。6月10日ハイレゾ配信開始

国内初、新人歌手が“ハイレゾでデビュー” ビクターのデジタル部門が独自レーベル「AndRec」立ち上げ

公開日 2015/06/04 16:13 編集部:小澤 麻実
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ビクターエンタテインメントの配信向けデジタルコンテンツの管理・編成・プロモーションを行うデジタルビジネス部は、独自の新レーベル「AndRec」を立ち上げ。現在の市場の特性に合わせた独自コンテンツの制作・展開を行っていく。

「AndRec」レーベルのロゴ

デジタルビジネス部は通常、自社音源等の配信やSNS展開といった業務を担当する部門であり、独自レーベルの立ち上げは国内でも初だという。

今後は「AndRec」にてアーティスト契約・育成から音源制作までを実施。通常配信やハイレゾ配信、サブスクリプション型配信などで音源を展開する。もちろんCDやUSBパッケージなど物理メディアでの展開も予定しているとのこと。同レーベルのレーベル長を務める今井一成氏は「ファンのライフスタイルに合わせて音楽を届けることが大切」と説明している。


ハイレゾでデビューする丸本莉子
第一弾アーティストは、シンガーソングライターの丸本莉子(まるもと りこ)。6月10日にシングル「ココロ予報」で、国内初となるハイレゾ配信によるデビューを行う。インディーズ活動時代にレコード大賞新人賞(2013年)にノミネートされるなど、高い評価を得ていたアーティストであり、耳に残るメロディと深みのある声質、確かな歌唱力が魅力。今井氏も「歌をしっかりとリスナーに届けられるアーティスト。彼女の良さでもある(声の)細かいディテール全てを出せるのはハイレゾだと考えた」とコメントしている。

6月10日のハイレゾ配信でのデビューを皮切りに、通常配信やCDミニアルバム発売などを行っていく予定とのことだ。

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