純正の電源アダプター「iPower」も

iFI-Audio、DSD256対応の据え置き型USB-DAC「micro iDAC2」などをヘッドホン祭で参考出展

2015/05/14 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
iFI-Audioは、DSD256(11.2MHz/12.6MHz)PCM384KHzまで対応する据え置き型DAコンバーター「micro iDAC2」や、純正の電源アダプター「iPower」などの新製品の存在を明らかにし、それらを「春のヘッドフォン祭2015」で参考出展すると発表した。

micro iDAC2

「micro iDAC2」は、DSD256(11.2MHz/12.6MHz)PCM384KHzまで対応。micro iDACの後継機であると同時に、nano iDSDとmicro iDSDのミドルレンジに位置し、バッテリーは搭載しない据え置き(USBバスパワー駆動)のみのモデルとなる。価格は未定だが7月の発売を予定しているという。

アナログライン出力の高品質化が大きな強化ポイント。最短回路で接続するダイレクト・ドライブ・サーキット、およびClass A Tubestate回路を搭載している。

バーブラウン社製のDACチップセットを採用し、アシンクロナス回路、ビットパーフェクト回路、ゼロジッターライトを搭載。デジタルフィルターはBit Perfect/Min Phase/Standardの三段階切り替え。

端子類は、入力にUSB3.0端子、出力にRCAライン出力(ダイレクト。ドライブ装備)、3.5mmヘッドホン端子(350mW)、SPDIF同軸出力(PCM192KHzまで)を備えている。なお、ヘッドフォン祭で展示する個体はプロトタイプにつき、デジタルフィルター機能に制限があるという。

端子部


「iPower」は、6月以降iFI製品に同梱を予定している純正の電源アダプター。単品販売も計画しているという。「9Vスイッチング電源でありながら、従来型の十分の1にノイズを抑えた」としている。

iPower

春のヘッドフォン祭2015では、6Fのトップウイングのブースにて製品を展示。iFI製品に使用可能なサードパーティー製電源ユニット製品と比較試聴できるよう用意するとしている。なお、同社では「春のヘッドフォン祭2015」において、11.2MHz DSD音源の試聴会を4時間にわたって開催することも先に発表している(関連ニュース)。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE