5.6MHz DSDでリアルタイム配信された音源を楽しめる

ベルリン・フィルのDSDライブ配信音源、期間限定で公開中

公開日 2015/04/14 19:36 季刊Net Audio編集部
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(株)インターネットイニシアティブ、(株)コルグ、(有)サイデラ・パラディソ、ソニー(株)の4社は、DSD 5.6MHz音声による演奏会のライブストリーミング配信実験を実施。4月5日には「東京・春・音楽祭 2015」、4月11日(現地時間)にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会の配信を行った(関連ニュース)。監修はサイデラ・パラディソのオノ セイゲン氏。

コンサートの臨場感をそのまま高品位で楽しめるということで、非常に話題を集めた実験となったが、現在特設サイトにて、4月19日(日)24:00までの期間限定で、上記ベルリンフィルの演奏会を試聴することができる。


PrimeSeatの画面
試聴にあたってはソニーまたはコルグの専用のDSD対応DACが必要。また、パソコンに無料ソフトウェア「PrimeSeat」をインストールすることが必須となる。対象機器等試聴方法の詳細はこちらのページからご確認いただける。

今回の音源の聴きどころについて、ベルリンフィルの首席チェロ奏者でありメディア担当を務めるオラフ・マニンガー氏は「ライブの生き生きとした雰囲気を味わっていただきたいですね。観客のざわめきの中で、団員が入場する音や、チューニングが聞こえてくると、自分がホールの中で開演を待つ観客の一人であるという実感が高まるでしょう。こうした感覚は、我々がDCHで実践しているコンセプトでもあり、世界中の方々にベルリン・フィルの演奏をダイレクトに感じ取っていただければと思っています」とコメントしている。

期間限定の公開のため、上記DACをお持ちの方はぜひ体験してみて欲しい。

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