パワーアンプ「Cinema Standard」

【CES】Dan D'Agostino、アンプ内蔵のネットワークプレーヤー「Momentum Life」など披露

公開日 2015/01/07 13:55 オーディオアクセサリー編集部 筑井真奈
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2015 International CESでは、ハイエンドオーディオ関連、アクセサリー関連のメーカーも数多く出展している。オーディオメーカーの多くはラスベガスのコンベンションセンターから少し離れたベネチアンホテルにてブースを構えている。こちらのブースを中心に紹介していきたい。

ベネチアンホテルにオーディオ系ブランドが集結

まずは国内ではアクシス(株)が取り扱うDan D'Agostinoより、アンプ内蔵のネットワークプレーヤー「Momentum Life」。こちらは、ネットワーク再生、ワイヤレス再生に対応したインテグレーテッドアンプである。

ネットワーク対応アンプ「Mometum Life」

Momentum Lifeは、すでに発売されている「MOMENTUM PREAMPLIFIER」と同等のアンプ回路を搭載しながら、右側のトーンコントロールをネットワーク再生機構に変更。外観もLCDディスプレイを搭載し、音源のデータやジャケット画像をここに表示することができる。Dan D’Agostinoのモデルに特徴的なデザインは残しつつも、ネットワーク再生システムを搭載することで、より使い勝手よくユーザーフレンドリーな製品を目指したという。

アップルAirplay、Bluetooth再生にも対応し、USBデジタル入力、オプティカル、コアキシャル入力も持つ。また、vTunerなどインターネットラジオにも接続ができるなど、数多くのリスニングスタイルに対応。DSDのほか、PCM192kHz/24bitまで再生可能となっている。価格は48,000ドルで日本での発売も検討しているとのこと。

ネットワーク再生のためのiOSアプリ

また、もうひとつ目玉製品として登場したのが、2系統、または3系統の出力を持つパワーアンプ「Cinema Standard」である。こちらは、ホームシアターやオーディオ再生に対応したマルチチャンネルアンプとなっている。Dan D'Agostinoの音質上の優位点をホームシアターシステムでもたっぷりと楽しむことができるモデルだ。

ホームシアター向けパワーアンプ「CINEMA STANDARD」

再生能力は、250W/8Ω、500W/4Ω、1000W/2Ωと、大型の筐体にふさわしい大出力を擁している。入力はXLRバランスを3系統装備。「ホームシアター用途としてはもちろん、ステレオオーディオファン向けにも楽しんでいただける製品になっている」と担当者は語る。価格は2系統出力搭載で12,000ドル、3系統出力搭載で15,000ドルで、こちらも日本向けに発売を検討中。

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