より原音に近づいた再生を実現

三菱、“世界最速” 伝搬速度の「B4C」スピーカー振動板を開発

公開日 2014/12/09 16:48 ファイル・ウェブ編集部
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三菱電機(株)は、新製造技術と音響解析技術を適用した「新製法B4C高音質スピーカー振動板」を開発したと発表した。

新製法B4C高音質スピーカー振動板

伝搬速度と内部損失の関係

B4Cは、炭化ホウ素というダイヤモンドに次ぐ硬さとアルミニウム以下の比重を有する超硬素材で、高い伝搬速度を持つことが特徴。紙に近い適度な内部損失を両立しており、同社では高音質スピーカーに最適とアピールしている。

今回開発した振動板の製法は、加熱することで溶融した粒子を物体表面に吹き付けて被膜を形成する従来のプラズマ溶射法に対し、新しい「新常圧焼結セラミックス製法」を適用。これによって独自のスピーカー音響解析技術でB4Cの性能を十分に引き出す振動板形状に最適化し、B4Cスピーカー振動板として世界最速という伝搬速度毎秒12,700mを達成したという。

新製造技術と音響解析技術の採用による新製法により、振動板の不要な共振音が超高音域まで発生しにくく、より原音に近い音が再生可能になるとしている。

【問い合わせ先】
三菱電機(株)先端技術総合研究所 業務部 技術情報課
FAX/06-6497-7289

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