DAC部にはESS「ES9018」採用

GloveAudio、第一世代AKシリーズ専用のバランス対応DAC/ポタアン 「THE Glove A1」

公開日 2014/11/21 17:00 ファイル・ウェブ編集部
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(株)アユートは、同社が取り扱うGloveAudioから、Astell&KernのハイレゾDAP「AK120」「AK120TITAN」「AK100」「AK100MKII」向けに専用設計されたDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ 「THE Glove A1」を11月28日に発売する。直販サイト価格は64,800円(税込)で、既に受注開始している。

THE Glove A1

AK120を接続したところ(写真は「秋のヘッドフォン祭2014」で、CEntrance製品を取り扱うミックスウェーブブースに展示されていたときのもの)

GloveAudioは、米国のヘッドホンアンプメーカー“CEntrance”の創業者であるマイケル・グッドマン氏が立ち上げたオーディオカンパニー。“既存の人気製品の新しい側面を引き出し、機能を拡張するプロダクト開発”をコンセプトとしており、THE Glove A1が第一弾製品となる。

本機は、Astell&KernのハイレゾDAP “AKシリーズ”の第一世代にあたるAK120/AK120TITAN、AK100/AK100MKIIの4機種向けにラインナップされるDAC内蔵ポタアン。使い方は、本機に付属する専用ブラケットを使用し、AKシリーズを本体にホールドさせて使用する。AKシリーズからの音声入力は3.5mm丸型光デジタル経由で行う。

AK120をセットし横からみたところ

専用ブラケットを付属。AK100装着時はこのようになる

DAC部にはESS社製の「ES9018」を採用し、最大192kHz/24bitまでの入力ソースに対応している。アンプ部にはAB級アンプを採用する。

本機のヘッドホン出力は3.5mmステレオミニのほかに、2種類のバランス出力端子も装備。4ピンマイクロ端子と2.5mm4極端子を1系統ずつ備えており、AKシリーズから光デジタル入力された音声信号をバランス伝送できる。

そのほか、内部には創業者のマイケル・グッドマン氏がCEntranceで培ったという多くのオーディオ技術を投入しており、ヘッドホン/イヤホンのポテンシャルを最大限引き出すとしている。周波数特性は20Hz〜20kHzで、SN比は114dB。THD+Nは0.001%(32Ω)。

出力インピーダンスは、アンバランス/バランスとも0.5Ω。出力電力はアンバランスが180mWでバランスが440mWとなる。推奨ヘッドホンインピーダンスは16〜600Ω。

本体サイズは約68W×32H×116Dmmで、質量は約196g。


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  • ジャンルその他
  • ブランドGLOVEAUDIO
  • 型番THE Glove A1
  • 発売日2014年11月28日
  • 価格¥64,800(税込)
【SPEC】●音声入力:3.5mm丸型光デジタル ●bit数:最大192kHz/24bit ●ヘッドホン出力:3.5mmステレオミニ、4ピンマイクロ端子、2.5mm4極端子 ●周波数特性:20Hz〜20kHz ●S/N比:114dB ●THD+N:0.001%(32Ω) ●出力インピーダンス:アンバランス/バランスともに0.5Ω ●出力電力:アンバランス…180mW、バランス…440mW ●推奨ヘッドホンインピーダンス:16〜600Ω ●外形寸法:約68W×32H×116Dmm ●質量:約196g