発売前のパイオニア「PLX-1000」で試聴可能

中古CD/レコード8万点を揃える「HMV record shop渋谷」8/2オープン、店内を事前公開

公開日 2014/08/01 19:07 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アナログレコードやCDの中古を主に取り扱う「HMV record shop(レコードショップ)渋谷」が8月2日(土)より、渋谷区宇田川町にオープンする。オープン前日となる本日、プレス向けに店舗の事前内覧会が開催された。

入口前

■発売前のパイオニア「PLX-1000」で試聴可能

ショップの住所は「渋谷区宇田川町36-2」。JR渋谷駅からは宇田川町交番を過ぎて「神南小学校下」交差点のあたり、東急ハンズの目の前だ。dmr! 渋谷店の跡地と言えばイメージしやすいヘッドホンファンもいるだろうか。

1階と2階で合計151坪(500m2)というフロアに、60年代〜90年代の洋楽を中心に、バイヤーが海外で直接買い付けたレア盤や名盤など約8万点を揃えるという。なお、今後はユーザーからの買い取りも行う。

1階フロア

売場の様子

さらに、入手困難作品や廃盤商品を独占復刻する「HMV EXCLUSIVE」、注目アーティストの作品を、こちらも独占でアナログ化(7インチシングル)する「HMV SINGLE CLUB」も展開。第一弾としてHMV EXCLUSIVEでは大貫妙子「SUNSHOWER」など、HMV SINGLE CLUBでは小島麻由美「夕日が泣いている」などが開店の8月2日から同時発売され、今後も、あがた森魚「夢が叶えられる街では」、チームしゃちほこ「いいくらしEP」などの発売が決定している。

「HMV EXCLUSIVE」など独自商品も展開

レア盤コーナーにあったローリングストーンズ「THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST」。ジャケットがホログラム仕様になっており、価格は27,000(税込)だった


2階はDJやクラブ向けの品揃え。ディスコミッキーマウスなどという商品も

カセットテープも販売する

レコード、CDともに試聴が可能。試聴用機材として、Technics「SL-1200MK3」と、9月に発売を控えるパイオニアのターンテーブル「PLX-1000」(関連ニュース)を用意しており、発売前のPLX-1000をいちはやく体験するといったこともできる。PLX-1000発売後は店舗でも販売を行うことを検討しているという。

試聴コーナーにはTechnics「SL-1200MK3」(左)とパイオニア「PLX-1000」を用意

ヘッドホンで試聴するシステムで、ヘッドホンアンプはオーディオテクニカ「AT-HA2」


7インチシングル試聴用のジュークボックスも

加えて、(株)エルプによるレーザー読み取り式のターンテーブル「LT-master」や、フェーズメーションのアンプ類などで構成したハイエンドシステムで試聴することも可能。スピーカーまで含めて合計約500万円というシステムでの再生も試せるようになっている。

ハイエンドなシステムも用意

LT-master

レコード/CD以外には、プレーヤーやレコード針、カートリッジやヘッドホンなどのレコード関連商品も販売。音楽雑誌や書籍の販売も行う。

Shureやオルトフォンなどのレコードプレーヤー関連製品を販売

レコードバッグなども販売。オープン記念で元ゆらゆら帝国の坂本伸太郎さんとのコラボ商品も


ヘッドホンも取り扱う。こちらは「Boomphones」

フィリップスのヘッドホンも展開

そして2階にはパイオニアPLX-1000などで構成したDJブースを中心としたイベントスペースも展開。什器を移動させて最大100名まで収容できるとのことで、各種インストアイベントを開催していく。

2階イベントスペース

DJブースはPLX-1000などで構成

なお、オープン当日の明日8月2日には、ライブハウス「渋谷WWW」にて記念イベントも実施。寺岡呼人さん、浦沢直樹さん、THE NEATBEATSによるラジオ公開収録などを行う。当日、店舗でのアナログレコード購入者に対して、このイベントの参加券を配布するという。イベントは別途500円の入場料およびドリンク代500円の合計1,000円が必要。

次ページ幹部が店舗の魅力や今後の展望を語る

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク