フォルダ/アルバム単位でのミュージック情報の変更にも対応

ソニー、「HAP-Z1ES/S1」アップデートで楽曲管理機能など強化

2014/07/08 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、HDDオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」およびHDDオーディオプレーヤーシステム「HAP-S1」のアップデートを本日7月8日より開始した。アップデートは楽曲管理に関するものが中心で、最新のソフトウェアバージョンは「13078R」となる。

今回のアップデートによりHAP-Z1ESとHAP-S1の両機種が、同一フォルダ内のアルバムの統合に対応。2枚組のアルバムなどを1枚のアルバムとして統合したり、メタデータを付加できないWAVなどを転送した際に分割されてしまったアルバムを1枚に統合したりすることが可能になった。これまでもメニューからアルバム名やアーティスト名を修正・変更することができたが、今回のアップデートでは、Android/iOSアプリ「HDD Audio Remote」上から、ドラッグ&ドロップすることで楽曲をアルバムに統合することが可能になった。

Android/iOSアプリ「HDD Audio Remote」上から、ドラッグ&ドロップすることでアルバムの統合が可能になった

アルバム、フォルダ単位でのミュージック情報の再取得が可能となった。これまでは1曲単位でした情報の再取得ができなかったが、アルバムやフォルダ単位で情報を再取得できるようになった。

さらに、アルバムトラック順のソートにディスク番号が反映されるようになり、2枚組アルバムなどで同一のトラック番号の曲が並んでしまうことなどを避け、曲順通りに並べることができるようになった。

スリープタイマーも1時間までを10分単位で時間設定することが可能となった(従来の設定では30分のみ)。再生画面からの設定にも対応。加えて、インターネットラジオのレジューム(電源オフ時の局が、次回電源オンで引き続き聴取できる)が可能になった。

スリープタイマーも1時間までを10分単位で時間設定することが可能に

音楽転送アプリ「HAP Music Transfer」も同時にアップデートされ、IP情報インプット画面が追加された。これにより、PC側のファイアウォール設定などの影響で、初期設定時の際にネットワーク内のHAP-Z1ESやHAP-S1が認識できなくなった際に、手動でIPアドレスを打ち込み、聴きを接続できるようになった。HAP-Z1ES/HAP-S1側のIPアドレスは、本体メニュー内の「インターネット設定」→「接続状態を確認する」から表示できる。アップデート後のバージョンは「Ver.1.1.0」。

「HAP Music Transfer」も同時にアップデートされ、IP情報インプット画面が追加

なお、Android/iOSアプリ「HDD Audio Remote」を利用する際には、本体とアプリの両方を最新バージョンにアップデートする必要がある。

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