e-onkyoで配信中

異能のギタリスト・濱口祐自のメジャーデビュー作がハイレゾで登場 − バラカン、細野晴臣も賞賛

公開日 2014/06/20 19:50 ファイル・ウェブ編集部
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e-onkyo musicにて、ギタリスト濱口祐自のハイレゾ音源「濱口祐自 フロム カツウラ」が配信開始中だ。

濱口祐自 フロム・カツウラ(24bit/96kHz)/濱口祐自

濱口祐自は和歌山県・勝浦在住のギタリスト。80年代は遠洋マグロ漁船に乗ってパプアニューギニアへ。その後勝浦漁港の古い民家を、自分で切り出した竹を使って改装したサロンをオープン。音楽活動を開始し、90年代にはヨーロッパ各地でストリート演奏の旅を行ったという、今年還暦を迎える異色・異能のプレーヤーだ。

2013年からは、久保田麻琴プロデュースでアルバム制作を開始。10月のサラヴァ東京でのショウケースでは初出場で異例の80名の観客を動員。2014年年明けのサラヴァ東京ライブでは140名のハウス・レコードを記録した。「濱口祐自 フロム カツウラ」は、そんな彼のメジャーデビューアルバム。サティやデューク・エリントン、スティーヴン・フォスター、デルタ・ブルースから明治唱歌までを熊野ネイティブ・フィーリングたっぷりに演奏する。その音楽性には業界の各方面からコメントが寄せられている。

■ピーター・バラカン:
和歌山県の勝浦という日本のディープ・サウスから、50代後半に突如現れたレイド・バックなギターの達人。濱口祐自の演奏を聴くとほっとします。デルタ・ブルーズからエリック・サティ、スウィング・ジャズからバート・ヤンシュ風フィンガー・ピッキング、どれを聞いても心に響きます。

■久保田麻琴 録音/ミックス/プロデュース:
半島の先で日本の古層をむき出しにしている地、「見えない世界」が濃厚に充溢する和歌山=熊野が生んだ奇跡のギタリスト、それが濱口祐自だ。来年2015 年に還暦を迎え、ここに晴れてメジャーデビューをする、この遅咲きの貴種の誕生に私たちは立ち会うことになる。

■細野晴臣:
熊野人、凄いBlues 魂。こういう人が潜伏しているとは、日本は不思議な国だ。


濱口祐自 フロム・カツウラ(24bit/96kHz)/濱口祐自
WAV/FLAC 96kHz/24bit 2,880円
http://www.e-onkyo.com/music/album/cokm32511/

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