数量限定生産

FiiO、オペアンプ&バッファー交換対応の最上位ポタアン「FiiO E12 DIY」

2014/02/21 ファイル・ウェブ編集部
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(株)小柳出電気商会は、FiiOブランドのポータブルヘッドホンアンプ最上位機種「FiiO E12 DIY」を2月28日に数量限定発売する。価格は25,000円(税抜)。オヤイデ電気、フジヤエービック、e☆イヤホンでの店舗限定販売となる。カラーはゴールドとシルバーの2色。

FiiO E12 DIY

オーディオ入力/出力を1系統ずつ備えるシンプルな仕様のポタアン。従来モデルよりカスタム性を高めており、内部基板上のオペアンプとバッファーをソケット式で交換可能にしていることが大きな特徴となる。ポタ研で参考展示されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された格好だ。

内部基板上のオペアンプとバッファーを交換できる

製品には4種類のオペアンプと3種類のバッファーを付属しており、12パターンの組み合わせを楽しむことができる。付属するオペアンプはAD8620/AD797/OPA1611/OPA604で、バッファーはBUF634/LME49600/LMH6321。そのほかに市販のオペアンプやバッファーも使用可能で、SOP-8型/DIP-8型のICチップも搭載できる。

4種類のオペアンプと3種類のバッファーを付属する

初期状態での製品スペックは、オペアンプにAD8620、バッファーにBUF634を採用する。WIMAコンデンサー、ALPSポテンショメーターなど、基盤を構成するパーツには高品質なものを使用している。

周波数帯域は20Hz〜20kHzで、SN比は110dB以下、ゲインは0dB/20dB、THDは0.005%以下となる。最大出力は、600mW(16Ω)/750mW(32Ω)/150mW(300Ω)。適応インピーダンスは16〜300Ω。

ベースブーストEQはON/OFFの2段階に対応する。ゲインはハイ(20dB)/ロー(0dB)の2つのゲインはスイッチにより調整可能。

内部には880mAhのリチウムポリマーバッテリーを搭載しており、USB経由での充電に対応。約150分の充電で約12時間の連続駆動を可能としている。本体サイズは124W×65.5H×14.5Dmmで、質量は159g。

【問い合わせ先】
小柳出電気商会
TEL/03-5684-2151

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  • ジャンルその他
  • ブランドFiiO
  • 型番E12 DIY
  • 発売日2014年2月28日
  • 価格¥25,000(税抜)
【SPEC】●出力: 600mW(16Ω)/750mW(32Ω)/150mW(300Ω) ●S/N比:≧110dB(a weight) ●歪み率:<0.005% ●周波数特性:20Hz〜20kHz ●適応インピーダンス:16Ω〜300Ω ●充電時間:約3時間(AC電源経由時)、約8時間(PCのUSBポート経由時) ●連続駆動時間:約12時間 ●外形寸法:65.5W×14.5H×124Dmm ●質量:159g