フェーズメーション、出力管2A3-40採用の管球式モノパワーアンプ「MA-1000」

公開日 2013/11/21 17:19 ファイル・ウェブ編集部
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協同電子エンジニアリング(株)は、同社が展開する“Phasemation(フェーズメーション)”ブランドより、管球式の新モノラルパワーアンプ「MA-1000」を12月中旬に発売する。価格は630,000円(税込)。

MA-1000

スロバキアのJJ エレクトロニック社が製造する「2A3-40」を出力管に採用したことが特長のモデル 。

2A3-40のプレート損失は40Wで、「300B」以上の最大出力10Wを実現している。また、ヒーター電圧は2.5Vと低電圧駆動で、音質の良い交流点火が可能になる等、同社ではオーディオ管として300Bを超える可能性を見出したとしている。

増幅段およびドライバー段は双3極管「12AX7」の高信頼管である 「ECC803」を使用したSRPP 無帰還回路で構成。出力管 「2A3-40」を自己バイアス動作による純A級・シングル動作とし、全段3極管による無帰還アンプ回路構成としている。

増幅段およびドライバー段、パワー段の電源には整流管「5R4GA」を採用。後段にそれぞれ独立した専用電源チョークコイルを設け、電源供給する仕組みとすることにより、入力信号増幅回路とスピーカー駆動回路との相互干渉を抑えている。

また、各段の結合に使用したカップリングコンデンサーは、アムトランス(株)が企画した米国・アリゾナ・キャパシターズ社製の銅箔オイル・コンデンサーを採用している。

出力トランスは2A3-40に最適なものを選択し、スウェーデン・ルンダール社製の出力トランスを搭載。音質を優先させるため出力インピーダンスは固定式としており、8Ω仕様(8〜16Ω)と4Ω仕様(4〜8Ω)を出荷時に選ぶことができる。

入力インピーダンスは47kΩで、利得は21dB、残留雑音は100μV 以下(A-NET)。周波数特性は10〜40Hz(+0,-3dB)。

本体サイズは247W×224H×426.6Dmm、質量は15.5kg。

【問い合わせ先】
協同電子エンジニアリング
TEL/045-934-5234

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  • ジャンルパワーアンプ
  • ブランドPHASEMATION
  • 型番MA-1000
  • 発売日2013年12月中旬
  • 価格¥630,000(税込)
【SPEC】●入力インピーダンス:47kΩ ●利得:21dB ●残留雑音:100μV以下(A-NET) ●周波数特性:10〜40Hz(+0,-3dB) ●外形寸法:247W×224H×426.6Dmm ●質量:15.5kg