「PD-171」のアームレスバージョン

ラックスマン、アナログプレーヤー「PD-171AL」正式発表

公開日 2013/11/06 15:02 ファイル・ウェブ編集部
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ラックスマンは、アナログプレーヤー「PD-171」のアームレスバージョン「PD-171AL」を11月に発売する。価格は414,750円(税込)。また、20mm厚で真ちゅう製クロムメッキスピン仕上げの専用アームベースも6モデル用意しており、同じく11月に発売する。アームベースの型番等は下記の通り。

PD-171AL

・OPPD-AB1(SME 3009R/3010R 用)26,250円(税込)
・OPPD-AB2(FR64/64S/64FX 用)26,250円(税込)
・OPPD-AB3(SAEC WE-308 用)26,250円(税込)
・OPPD-AB4(SAEC WE-407/23 用)26,250円(税込)
・OPPD-AB5(ORTOFON 212S/212D)26,250円(税込)
・OPPD-AB6(ユニバーサル※アーム取り付け穴なし)21,000円(税込)

アームベース(写真はOPPD-AB3)

「PD-171」をベースに、モーターや駆動回路、軸受け部など、さらに正確で安定したレコード再生を実現するために数多くの箇所をブラッシュアップしているという。東京インターナショナルオーディオショウで参考展示されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された格好だ。

ダストカバーなどが付属

ベースとなるスペックは「PD-171」を引き継いでおり、ベルトドライブ式で、ACシンクロナスモーター駆動。モーター電源にはクオーツクロック発振アンプを採用、32bitマイコンによるクロック制御ジェネレーター回路を内蔵している。回転数調整に便利なLED式の反射視型ストロボも装備している。

背面

また、約0.7t・cm2という高慣性を生かしたアルミ削り出しで5kgの重量級ターンテーブルを採用。15mm厚のアルミ削り出し板をメインシャーシとした主要部品のアンダースラング(吊り下げ)制振構造や、ボールベアリング仕様の大口径ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)軸受け採用スピンドルなどを採用している。

そのほか電源トランスとACモーターをフローティングマウント。木と金属によるハイブリッド制振構造を採用しているほか、大口径インシュレーターをアルミシャーシに直接固定するなどもしている。

ウッドパネルを採用した伝統的なデザインを採用。脱着式高輝度LEDタイプのスタイラスライトや、カムサポート式の4mm厚アクリル製ダストカバーなどが付属する。

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  • ジャンルADプレーヤー
  • ブランドLUXMAN
  • 型番PD-171AL
  • 発売日2013年11月
  • 価格¥414,750(税込)
【SPEC】●駆動方式/モーター:ベルトドライブ、リアクションACシンクロナスモーター、モーター電源:クオーツロック発振アンプ ●ターンテーブル:アルミ材削り出し、表面仕上げ:ダイヤモンドカット、質量:5kg ●回転数/ワウ・フラッター:33 1/3rpm、45rpm 切替式、回転数調整:±5%、0.04%以下 (W.R.M.S.) ●消費電力:36W ●外形寸法:492W×140H×407Dmm ●質量:23.8kg