エソテリック、SACD「名盤復刻シリーズ」に2作品を追加

公開日 2013/08/08 16:26 ファイル・ウェブ編集部
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エソテリックは、SACD「名盤復刻シリーズ」に新たに2作品を追加。9月10日に発売する。価格はどちらも3,300円(税込)で各作品の詳細は下記の通り。

■チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ウィーン交響楽団
スタニスラフ・ヴィスロッキ(指揮)ワルシャワ国立フィル

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

リヒテルが残した録音の中でも、ソフィア・ライヴの「展覧会の絵」(PHILIPS)やバッハの「平均律」全曲(RCA)と並んで最も有名な演奏のひとつ、ドイツ・グラモフォンのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をSACDハイブリッド化。

リヒテルはこれら2曲の協奏曲を以前にも録音していたが、今回のドイツ・グラモフォン盤は「なんといっても鮮明なステレオ録音であることに圧倒的な分がある」としている。


■ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」、交響詩「はげ山の一夜」&「ホヴァンシチナ」前奏曲
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団

ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」、交響詩「はげ山の一夜」&「ホヴァンシチナ」前奏曲

スイスの名指揮者アンセルメの録音の中でもことさら評価が高く、ステレオLP時代を通じて「展覧会の絵」の代表盤とされていた歴史的名盤をSACDで復刻。

ステレオ期のアンセルメ録音を一手に引き受けたプロデューサーのジェームズ・ウォーカーと、デッカのステレオ録音の生みの親であるロイ・ウォレスという名コンビが手掛けた録音で、指揮台の頭上に吊るしたデッカツリーといわれる3本のマイクロフォンのみで収録された
にもかかわらず、「圧倒的な色彩感と空間性が再現されている」という。

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