「コンサートホール」のCDがタワレコ独自企画盤で復活 − 音質にもこだわり

公開日 2013/08/05 17:56 ファイル・ウェブ編集部
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日本コロムビアがライセンス契約を行っている「コンサートホール原盤」のCDが、タワーレコードのクラシックジャンルオリジナル企画盤シリーズ“タワー・クラシック企画盤”として復活し発売中だ。

かつての会員制LP通販「コンサートホール・ソサエティ」は、保有していたオリジナル音源を1970年代半ばまで販売。CD時代になってからは、日本向けには日本コロムビアがCD販売を行っていたが、1997年のリリースを最後にリリースが途切れていた。

コンサートホール・ソサエティの音源は、レコード会社の契約縛りが厳しかった当時において、既存の枠組みを超えた共演や、シューリヒト、ブーレーズなど多彩で豊富な指揮者陣、独自の制作コンセプトにより人気を集めた。しかし、エンジニアや機材、場所などにより左右される音質面(録音面)での評価は、決して高いとは言えなかったという。


「コンサートホール」シリーズ第2弾 シューリヒト/バイエルン放送響「ワーグナー名演集」
今回日本コロムビアとタワーレコードのコラボにより登場したディスクでいちばん注力されているのは「音質」とのこと。発売にあたり、改めてマスターからハイビット・ハイサンプリングでデジタル変換、最新のリマスタリング処理を行った。日本コロムビアにアナログマスターテープがあったものについては、STUDERのA80でアジマス調整したのち192kHz/24bitでデジタル化。AD変換にはAPOGEEのRESETTA 200を使用したという。

リマスタリングにおいては、元々マスター自体に特殊な処理や独特の編成、バランスが施されているものもあったが、基本的にマスターの音に忠実に従った音処理を行っているとのことだ。

また、CD化にあたっては、LP発売当時の収録時間制限がなくなったため、オリジナルのカップリング曲にこだわらず新規編成したものもある。なお、音源は全てステレオ録音。

第1弾として、ブーレーズ/フランス国立放送管の「春の祭典」や、シューリヒト/バイエルン放送響の「ブラームス:交響曲第3番/4番 ほか」などが7月19日より発売中。

8月9日には、シューリヒト/バイエルン放送響のワーグナー名演集や、シューリヒト/南ドイツ放送響、南西ドイツ放送響の「シューマン:交響曲第3番〈ライン〉ほか」などが発売予定だ。

ラインナップは下記より確認できる。

▼第1弾
http://tower.jp/article/feature_item/2013/06/17/1101

▼第2弾
http://tower.jp/article/feature_item/2013/07/11/1101


なお“タワー・クラシック企画盤”シリーズとしてはこのほかにも指揮者 山田一雄の音源セッション録音2タイトルがSACDで発売中(関連ニュース)。こちらは8月9日に開催される「デノン音楽倶楽部」でも試聴できる。

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