高音質で300時間駆動

zionote、JL Acousticの「MCU」採用ポタアン2機種

公開日 2012/11/30 16:23 ファイル・ウェブ編集部
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zionoteは、JL Acoustic Labsのポータブルヘッドホンアンプ「BAB1-XA」「BAB3-JE」を12月18日に発売する。

・「BAB1-XA」¥27,800(税込)
・「BAB3-JE」¥39,800(税込)

「BAB1-XA」

アンプ回路にディスクリートやオペアンプなどではなく、MCU(Micro Control Unit)を採用したことが両機の最大の特徴。これにより圧倒的な低ノイズと音質を実現したと同社では説明している。

MCUはプロセッサーで、アナログ音声をデジタルに変換したあとにデータを解析。周波数帯ごとに分割し、低域から高域まで、それぞれに適した音響処理や増幅処理を、独自のSFC(Sound Field Control)で行う。その後MCUで再度アナログに変換し、出力するというもの。

BAB1-XAはシングルコアのMCU、BAB3-JEはデュアルコアのMCUを採用。BAB3-JEは処理能力が高いため、分割する周波数対もより細かく、プロセスコードもBAB1-XAの約3倍になっているという。

音質については、BAB1-XAはヘッドホンだけでなくイヤホンにもマッチするチューニングを行った。BAB3-JEはインピーダンスの高いヘッドホンに最適化している。

パーツではこのほか、独ムンドルフ製のカップリングコンデンサーを搭載。エージング時間が100〜200時間必要という。さらにTE ConnectivityやAVX、TDKなど、信頼性の高いパーツを厳選して採用し、ノイズを抑えて音質を高めた。

電源は内蔵充電池で、動作時間は約300時間。動作時間が非常に長いのは、MCUを採用したため、電力消費量を大幅に抑制出来たため。なお充電はミニUSB端子から行う。

フロント部。ボリュームの両脇に入力端子と出力端子を装備

背面部。電源スイッチと充電用のUSB端子を用意している

入力は3.5mmステレオミニのアナログのみ。出力も3.5mmステレオミニのヘッドホン出力のみとなる。

出力は200mW/16Ω、160mW/32Ω、80mW/200Ω、16mW/300Ω。

外形寸法は55W×25H×87Dmm(突起部含まず)、質量は約125g。

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  • ジャンルその他
  • ブランドJL ACOUSTIC LABS
  • 型番BAB1-XA
  • 発売日2012年12月18日
  • 価格¥27,800(税込)
【SPEC】●アナログ入力:3.5mmステレオミニ ●ヘッドホン出力:3.5mmステレオミニ ●出力:200mW/16Ω、160mW/32Ω、80mW/200Ω、16mW/300Ω ●充電時間:約4時間 ●動作時間:約300時間 ●外形寸法:55W×25H×87Dmm(突起部含まず) ●質量:約125g
  • ジャンルその他
  • ブランドJL ACOUSTIC LABS
  • 型番BAB3-JE
  • 発売日2012年12月18日
  • 価格¥39,800(税込)
【SPEC】●アナログ入力:3.5mmステレオミニ ●ヘッドホン出力:3.5mmステレオミニ ●出力:200mW/16Ω、160mW/32Ω、80mW/200Ω、16mW/300Ω ●充電時間:約4時間 ●動作時間:約300時間 ●外形寸法:55W×25H×87Dmm(突起部含まず) ●質量:約125g