ハイCPモデルの「CONCERO」も

エミライ、Resonessene LabsのDSD対応DAC「INVICTA」

2012/11/21 ファイル・ウェブ編集部
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エミライは、カナダ BCIC Designs Inc社のオーディオブランド「Resonessence Labs」のDAコンバーター「INVICTA」「CONCERO」を12月中旬に発売する。

BCIC Designs Incは、ESS Technology社で運用責任者を担当していたMakr Mallinson氏により設立された音響機器の設計・製造メーカー。同社の製品はカナダ国内で一貫して製造を行い、徹底した品質管理を経て送り出されているという。

■「INVICTA」 399,000円(税込)


INVICTA
最大192kHz/24bitのPCM再生、2.8MHzのDSD再生に対応するDAコンバーター。

DSD対応のESS Technology社製DACチップ「ES9018」を片チャンネルに1枚使用し、片チャンネルあたり8ch分の出力をパラレル動作させて高音質を実現している。


背面パネル
デジタル入力はUSB2.0を1系統のほか、AES/EBU×1、BNCデジタル×1、光デジタル×1を搭載。出力端子は光デジタル×1、アナログXLR×1、アナログRCA×1の構成。

USB2.0経由でのPCM/DSDデータの再生が可能。アシンクロナス伝送にも対応する。

本体前面にはSDXC対応のSDカードスロットを搭載し、SDメモリーカードに保存したWAV/AIFF/FLAC/DSDファイルの再生にも対応する。なお、SDカードからのFLAC/DSDファイルの再生は12月以降の対応を予定している。

本体には7種類のデジタルフィルターを備え、任意に切り替えて異なる音色が楽しめる。音質は日本の電源環境に合わせたチューニングが行われたという。

32bitデジタルボリュームを内蔵し、0.5dBステップで音量が調整可能。XLRアナログ出力の位相反転や出力の調整も本体で行える。

フロントパネルには2系統のヘッドホン出力も備え、-127dBから0dBまで0.5dBステップで音量もコントロールできる。またOLEDディスプレイも搭載した。12月以降には2バイト文字の表示にも対応を予定している。


■「CONCERO」59,800円(税込)

最大192kHz/24bitのPCM信号に対応したDAコンバーター。DSD再生には非対応のハイCPモデル。搭載しているDACチップは「ES9023」。


CONCERO

背面パネル
INVICTAに採用されたアシンクロナス伝送対応のUSB2.0ドライバー、ジッターリダクション機能を採用。48/44.1kHzのPCM信号が入力された際にはビットパーフェクト出力やアプコン出力も行える。

3種類のデジタルフィルターを内蔵し、リモコンで切り替えられる。

USBバスパワーで駆動する低消費電力設計を採用。デジタル端子はUSBデータ通信時にはデジタル出力となり、USBケーブルで給電する際にはデジタル入力へ自動で切り替わる。

【問い合わせ先】
(株)エミライ
TEL/03-6365-6330

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  • ジャンルD/Aコンバーター
  • ブランドRESONESSENCE LABS
  • 型番INVICTA
  • 発売日2012年12月中旬
  • 価格¥399,000(税込)
【SPEC】●周波数特性:20Hz〜20kHz ●全高調波歪率:<0.00032% ●SN比:125dB ●入力端子:AES/EBU端子1系統、USB2.0端子1系統、BNCデジタル1系統、光デジタル1系統 ●出力端子:光デジタル1系統、アナログバランス1系統、アナログRCA1系統、ヘッドホン出力2系統 ●消費電力:約30W ●外形寸法:220W×50H×282Dmm ●質量:2.9kg
  • ジャンルD/Aコンバーター
  • ブランドRESONESSENCE LABS
  • 型番CONCERO
  • 発売日2012年12月中旬
  • 価格¥59,800(税込)
【SPEC】●全高調波歪率:<0.005% ●SN比:104dB ●入力端子:同軸デジタル1系統、USB2.0 1系統 ●出力端子:同軸デジタル1系統、アナログRCA1系統